｢か、和真さんっ、伝えたいことがあるんだけど.......｣ 俊が俺のを振り返って、顔を赤くする。 ｢ん？｣ ｢あの、俺.......｣ ｢どうしたんだよ｣ ｢か、和真さんのこと.......ずっと.......｣ ｢ずっと？｣ ｢や、やっぱなんでもない！｣ 気が付くと映画は既に終盤の方になっていた。 ｢俺今週の土曜日文化祭なんだ、良かったら和真さん来てね｣ .......俊のクラスはメイド喫茶？って言ってたな。あのかわいい俊の姿を不特定多数に見られるって思うと嫌な気持ちになる。 ｢あぁいくよ。お前女装すんだろ？｣ ｢うん、やりたくないけどね.......｣ ｢ナンパされるなよ？｣ ｢さ、されないって！男だし.......｣ お前の女装はそこら辺の女子より可愛いのに。わかってなさすぎる。 もっと自覚持てよな....... それから俺が映画に集中していると、少しすると小さな寝息が聞こえてきた。 俺によりかかった状態で俊が寝てる....... 少しだけ空いてる口が可愛い。 てかさっきよりも俊が寄りかかってきてるから俊のお尻が俺の股間に押しつけられてる....... 俊が身じろきをすると俺のに擦れて気持ちいい。.......やべぇ勃ってきた。 さすがに人の家で抜くわけにはいかない。 でも俊の可愛い寝顔を見てると癒されて溜まっているはずなのにいつもみたいに女達とヤリたいとは1ミリも思わなかった。