25 / 65
第25話*パジャマの向こうに*②(R)
「ほらアオイくん。気持ちよさそうだね」
「やだ。やだ。やめてください」
手で顔を隠すアオイの腕をどかし、優しく唇を求めるツクモ。
「んっ・・」
『ツクモさんのキスが気持ちいいのなんかズルい・・』
「んっあっ!や、やだツクモさん!」
いつの間にかツクモの頭が下に降りていった。
「あっ、ツクモさんっ何を!ああっ」
ツクモは口に含んでいたものを出し、舌でチロチロと弄びながら、
「アオイくんを可愛がりたいんだもーん」
舌で先端を舐めあげていたものを再び深く口に含む。
「あっ・・いやあ・・やめて!ねえツクモさんっ」
ツクモの動きに合わせアオイが我慢できず体をかすかに揺らす。
「やっやだっ・・こんなのっ・・やめてええ・・」
「あっ・・で・・でちゃ・・」
ツクモの動きが激しくなる。
「あっいやっ・・だっ・・だめええっっ」
アオイが大きく背を反らせて、そのままソファに沈み込み肩で息をした。
「アオイくん、お水飲む?」
アオイが目で訴えると、ツクモは口移しで水を与える。
「・・ツクモさんは俺のこと好き?」
「大好きだよ」
「これからもずっと好きでいてくれますか?」
「これからもずっとアオイくんを大事にするよ」
優しくアオイの額にツクモが唇をそえる。
「俺も・・ツクモさん温める。だから人肌が恋しくてもチャラチャラどこかに行かないで
くださいね?」
「え?はっ?なにそれ?何情報?ちょっみすずちゃん?それ誤解だからね!嘘だから!」
『なんかすごく怪しい慌て方。言い訳がちょっと嘘っぽい・・』
ともだちにシェアしよう!