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4/26(日) 2 from宗平 ※
俺は当然男は初めてで、春人は俺も知る通り経験があった。
それでも春人は初々しい様子で俺の舌や指に翻弄されてくれて、その姿が艶めかしく…、こう言ってはなんだが、妙に似合っていた。
「男でも乳首って感じるんだな…。」
「も…いちいち言うな…!っン…」
齧りついた後に吸い付くと春人はビクリと体を揺らし腰を反らす。
その体のラインがまた扇情的で、俺は手を浮いたその腰に回し、もう片方の手でもう一方の乳首を摘んだ。
だが胸元に落ちたままの顔が両手で包まれ上げさせられたかと思うと視線を合わせられる。
「やっぱ…男の体じゃ…嫌…?」
そう聞いてきた春人が、胸元ばかり気にする俺の行動に不安を覚えてしまったらしいことが分かるが、俺としては「何を言っているんだ。」という気分。
「男の体っつーか春人の体だろ?嫌なわけねぇじゃん。」
そう言いながら唇にキスを落とし、腕の片方を腰から外し、起ち上がりかけていた春人のモノへと絡める。
「ぁっ…。」
「ずっとこうやって触れたくて仕方なかったんだから。」
キスの最後に唇を舐めると春人は俺を見つめ、首に腕を回してくると今度は自分からキスを強請った。
くそ、まじでかわいい…。
チュッチュッと口元から漏れる水音と一緒に、春人の前側からも粘着質で淫靡な音が響き始める。
その音と表情だけで俺の前はどんどんと元気になっていき、気付いた春人が体を起こし、そして何故か俺をベッドの上に足を広げるように座らせる。
「…?」
その行動に小首を傾げた俺をチラッと見ると、何も言わないまま春人は俺の中心に手を伸ばし蹲ると…唇を寄せてきた。
「えっ、ちょっ…!?」
「宗平にも、気持ちくなってもらいたい…から。」
その言葉と…、最初は恐る恐ると言った感じに触れていたのに段々と小慣れた風に的確に動きだした舌や指に、すぐに達しそうになってしまう。
「っ…春人…!」
やはりそんな場馴れしているような動きに少し寂しさを感じ悔しい気持ちになったので、薄い肩を押して体を起こさせる。
そして唾液により淫らに光る俺のモノを春人の起ち上がりかけているそれにくっつけ、後ろに倒れ込んだ体に再び覆い被さった。
そして2本を纏めて手で包み込んで擦り上げ、擬似的に少し腰を揺らす。
「ふ…あッ、宗平…!」
春人の声が段々と艶を帯びて追いつめられたようなものになっていく。
体をずらし、もう一方の手で乳首を刺激してやれば春人はあからさまにビクビクと体を跳ねさせて、それが更に劣情を募らせた。
「まっ…、宗平、出る!でっ…!」
「ん…俺も。2人で、イこうな…?」
腰も手も動きを止めないまま少し体を起こして見つめると震える指で遠慮勝ちに髪をくしゃりと掴まれた。
そして次の瞬間、春人が強く目を瞑ると同時に白濁が勢いよく飛び出す。それと同時に俺も果てる。
「っは…ぁ…。」
正しく運動でも終えたのだと言うような深く上下する春人の胸元に2人分の精液がかかっていて…それがまた下半身を刺激する。
「春人…。」
「ちょっと…待って…。」
「待てない。」
こんな状況で悠長に待ってやる余裕など、残っているはずが無い。
自分の指を唾液で濡らすと、まだ荒い呼吸をする唇に自身の唇を重ね…そして指を奥まったそこへと伸ばした…。
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