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【番外】甘えホーダイ月額キス31回(6)

しばらく上下逆さまのまま戯れる。 槙野さんが頭を下げてくれないから、俺がむりやり頭を上げて、ちゅっ、とキスをしながら上に手を伸ばして槙野さんのパジャマのボタンをひとつひとつ外していく。ちょうどキスひとつにボタンひとつくらい。 パジャマの下の方は手が届かなくて、四つん這いになってる槙野さんの下に、ずりずりって頭からつっこんで行ってボタンを外した。 「おい、神崎! そんなところまで行ったら……!」 寝ころんでる俺を覗きこんで槙野さんが言う。 言いかけて、途中で口を閉じる。 「なんですか?」 俺は元の、キスできるポジションに戻った。 「いや、何でもない」 槙野さんが俺から目をそらしてうそぶく。 「え、なんか言いたかったんでしょ」 「別に何も」 槙野さんの強情っぱり! いいもん。エロエロのメロメロになれば、槙野さん素直になるし。きっと今言いかけたことも言ってくれるよね。 さて、どうやってメロメロにしようか。 ていうかもう、俺が色々やってみたくてしょうがないんだよね。だって、槙野さんを下から見るなんて、なかなかないもん。騎乗位なんて滅多にしないし。 とりあえず、ボタン外したらこんにちはした乳首さんたちにご挨拶しなきゃ。ちゅちゅっと、ね。 「んんっ」 槙野さんが不意打ちに驚いて、かくんと腕から力が抜けそうになってる。 ふふ。抜けちゃっても俺の上に落ちてくるだけだから、いつでも歓迎だよ槙野さん。 「舐めます、ね」 今度は予告して、赤く色づいて美味しそうになったそれをぱくっと咥える。 先端を舌先で転がしながら、唇で柔らかく回りを食んだ。 「ぅ、神崎、……ぁ、ぁあっ!」 いたずら心が顔を出して、ちょっとだけ先を噛み噛みしたらこの反応だよ。 落ちてきてくれるかと思ったら、逆に仰け反っちゃった。槙野さん頬赤くなってる。 「槙野さんてさ」 「く、ぅっ、……なんだ?」 指で強めに摘まんでつねってみたら、やっぱり気持ち良さそうな反応を見せてくれた。 平静を装ってるけど、ほんのり目元が赤いし、気持ちよくなってきちゃったのばればれですよ、槙野さん。 「槙野さん、優しいのより、痛いほうが好きだよね」 「は!? なに、馬鹿なこと言って……は、ぁぅっ」 ほらぁ。 下の方、元気になってるのもう隠せないよ。 脱ごうか。 俺が下衣に手をかけて一気に脱がしても、槙野さんは抵抗しなかった。

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