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【番外】甘えホーダイ月額キス31回(7)
ふふん。
どういただこうかな。
槙野さんのソレは、ぷるん、と元気にそそり立ってる。いや、槙野さんうつ伏せだから立ってはいないな。そそり下がって? なんだそれ。
うーん。とにかく、重力に逆らって元気にしてる。
さっきから俺、噛んでばっかりなのに、だよ?
まったくもう、どういうことなのかな? 破廉恥だぞ、こら。
……てへ。俺がいつもそういうことばっかりしてるからだよね……。
いや、決して俺、Sじゃないよ?
でも槙野さんが気持ち良さそうにするからさぁ……つい、噛んだりつねったりしちゃうんだよね……。
もちろん、大事な槙野さんの綺麗な体に痕が残りそうなことはしないよ。
ちょっと赤くなっても、翌朝には消えてるくらい。
それでも、乳首なんて、俺が構いすぎて真っ赤になっちゃって、食べ頃のさくらんぼみたいになっても、槙野さんは何も言わない。
きっと、さくらんぼの時はお風呂で沁みてるんじゃないかと思うんだけど。
それでも槙野さんは嫌がらないし、むしろ気持ちよさそうにしてくれるから、結局俺は槙野さんを喘がせちゃう。
そうだ、槙野さんに気持ちよくなってもらお。それが一番いいよね。
俺は四つん這いになってる槙野さんの下に潜り込んだまま、槙野さんにおねだりした。
だって、甘えホーダイなんでしょ。
「ねぇ槙野さん。おねがい」
「ん?」
お互い逆を向いているせいで顔は見えないけど、目の前にそれがある。
槙野さんの目の前にも、俺のがある。
俺は精一杯の愛嬌をもって、槙野さんに甘えた。
「ね。舐めて?」
言いながら、履いてる綿のパンツと下着のきわに指をかけて、ぐいと下におろして見せる。
俺のはちょっとまだふにゃってしていたけど、槙野さんが先端にキスをしてくれて、むくりとやる気を出した。
あーあーあー。
だめだよ槙野さん。二回もキスしたら。
一回で半勃ちなんだから、二回もしたら俺、やる気まんまんになっちゃったじゃん。
「舐めるのに異存はないが……神崎、そこから出てこい」
槙野さんが、下にもぐり込みっぱなしの俺を覗き込んで言う。
「やです」
「じゃあ俺が行く」
そう言って槙野さんが俺の上からどこうとするから、お尻を掴んで止めた。
「やめろやめろ、なんで尻掴むんだよ」
「槙野さんがどこうとするから」
「だって神崎、この体勢はちょっと……」
槙野さんが言い淀む。
にゃはは、槙野さん恥ずかしい? 恥ずかしいの?
「この体勢に、何か問題があるんですか?」
「あるだろ!」
くふ。槙野さん、俺の息子に向かってそんな息吹きかけないでよ。敏感なんだからね。
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