24 / 55
第24話 高熱
須賀は、相賀と清四郎に一礼して、康太に宜しくお願いします…と、頼み帰って行った
相賀は清四郎と康太に、また。と、言い帰って行った
「清四郎さん、飛鳥井の家へ帰りましょう
今夜は清四郎さんはオレの寝室の横の部屋に泊まると良い。」
「お邪魔じゃないですか?」
清四郎は、少し遠慮する
「防音になってるから声は聞こえやしない
しかもオレは疲れた…出来れば寝たい。」
清四郎は苦笑した
息子の執着は凄いから…
「君が寝るのなら僕も寝ますよ
君のいないベットで眠れないんですから。」
榊原は、康太の頬にキスをした
「なら、帰るとするか‥‥」
康太が告げると、神野が…隼人はどうしたら良いでしょうか?と尋ねた
「隼人は飛鳥井の家に部屋がある
一生が連れ帰ってくれる
神野は帰るのか?」
「こんな夜中に、飛鳥井の家に平然と行ける程厚顔無恥ではありません
帰ります。」
と、神野は夜中の記者会見の後に、家を訪ねれる程の迷惑はかけるのは遠慮した
「ならば帰るかんな
清四郎さんは車?」
「ハイヤーで来ました」と告げた
康太はそうか、ならば力哉の車に乗って帰ろう…と言うと、清四郎は嬉しそうに微笑んで歩き出した
力哉の運転する車助手席に、一生は乗り込んだ
隼人は清四郎と座り
康太は榊原と共に座った
康太は清四郎に、悪かった…と、謝った
「伊織が電話して来たんですよ
家で待ってるのは狂いそうだって……
それで私の所へ来なさいと、言ったんですよ
そしたら運転は出来ない…って言うからハイヤーで私の所へ来て、そのハイヤーであの会見場のホテルへ向かいました。」
清四郎が言うと、榊原が父さん…と呟いた
「私は頼って来てくれる息子が可愛くて仕方がない…何でもしてあげたくなる…。」
康太は微笑み「清四郎さん、ありがとうございます。」と、告げた
「ハッキリ言って疲れたし、早く伊織の側に帰りたかった
来てくれて嬉しくて幻影が見えた?って思ったもん。」
榊原は嬉しそうに、康太を抱き締めた
車が飛鳥井の家への駐車場に着くと、静まり返っていた
康太達は静かに車を降りると、玄関のドアを鍵で開けた
中へ入ると、瑛太が応接間から出て来た
その後ろに聡一郎の姿もあった
聡一郎は康太の姿を見ると
「伊織は逃走しちゃいました
もうこの子は…康太…康太…と、落ち着きのない…。
一緒に帰って来たんですね。」
と言い、めっ…と怒った
榊原は、ごめん聡一郎…と、謝った
「瑛兄、寝ないと佐伯に怒られるぞ。
オレは疲れた…もう寝る。」
康太が言うと瑛太は苦笑した
瑛太の腕が康太を抱く
「お帰り康太。」
康太は、ただいま。と告げ瑛太に抱き着いた
「瑛兄、疲れたから寝たい。」
「あぁ、お休み
兄も少しだけ寝るとしょう」
瑛太は康太を持ち上げぐりぐりして二階に上がっていった
「一生、隼人を頼む。」
康太が言うと、一生は応接間からコオを連れてきて、隼人を引き摺り自室に上がっていく
聡一郎もお休みと部屋へ帰っていった
榊原は、一足先に部屋へ向かい、寝室の隣の部屋にベッドを整えに3階へ向かった
康太は清四郎と共に3階に上がり、自室のドアを開けた
榊原は、寝室の隣の部屋を開けて、
「父さん、この部屋で寝て下さい。」と告げた
ワンルーム位の部屋に少し大きめのベッドがあり
TVもあり、申し分のない部屋だった
榊原は源右衛門の寝巻き用の着物を清四郎に渡した
清四郎は、お休みと告げ部屋に入ると、康太も寝室に入りスーツを脱いだ
康太の脱ぐスーツを榊原がハンガーに吊るす
康太はパンツ一枚になるとベットにダイブした
榊原も服を脱ぐと、康太の横に寝そべった
「康太、疲れた?」
「 ん…眠い…」
「眠りなさい。」
榊原は、康太の眦にキスを落とし、康太を抱き締めた
康太は榊原の胸に顔を埋め、眠りに落ちた
榊原は、会見の様子を記者に紛れ見ていた
会見席に着いている康太は…手が届かない位……遠くに感じた
自分の胸の中にいる……康太ではなかった
それが康太の生きる道なのだとしたら…
自分は康太の休める場所でいたいと願った
康太……
君は…前を見て進めば良い
僕は…君の後ろを見守っているから…
朝、榊原が目醒めると、康太の姿はなかった
榊原は康太を探しに行こうとしたら……
浴室から康太が出て来た……
水を被ったのか…水浸しで……
「康太?どうしたんですか?」
榊原がバスタオルを持って走る
バスタオルで包むと、康太は熱かった…
「何か汗でベタベタだったから水を被った」
康太が言うと、榊原は康太の額を触った
すると凄い熱で…水を浴びるなんてとんでもなかった
榊原は、慌てて康太の体を拭くと、服を着せた
そして引き出しの保険証を持ち、病院に行く支度をする
「伊織…こんな時間からやってる病院はない」
時計の針は午前6時を指していた
「ならやってる病院に行けば良いんですよ」
榊原は、康太をリビングのソファーに座らせ、その間に自分の支度をした
清四郎が起きて来ると、康太は赤い顔してソファーに座っていた
清四郎は康太に「どうしたんですか?」と尋ねると
赤い顔して「熱いって言ったら伊織が慌ててる。」と答えた
清四郎は康太の額に手をあてると………!!!
発熱していた
清四郎も慌てると、榊原が寝室から出て来た
「あっ……父さん
康太が熱を出したんです
これから病院に連れて行きます。」
清四郎は、何処へ連れて行くんです?と聞くと
「これから調べるんです!」と答えた
清四郎は「なら私の知り合いの医者を叩き起こして、診察させよう。
待ってなさい。」と、榊原に言い、清四郎は携帯を取り出した
「あっ…朝早くすみません
発熱した者がいるので今直ぐ見て下さい。」
と清四郎が頼んだ
拝み倒して、やっと説き伏せ、電話を切ると、さぁ行きましょう
と榊原を急かした
康太を持ち上げ抱き上げると、清四郎が榊原の荷物を持った
一階まで降り、キッチンへ行くと玲香が朝食を作っていた
「伊織、早いな
あら!清四郎さんも一緒だったのですね。」
「お義母さん、康太が熱を出したんです
これから病院に連れて行きます」
榊原が言うと、玲香は榊原に頼めるか?と榊原に言った
「瑛太さんが知ると心配するので伝えておいてください。
そして一生達にも伝えておいて下さい。」
榊原の腕の中で、康太は赤い顔をしていた
榊原は、玲香に言うと慌てて外へと向かった
家の外へ出ると、清四郎がハイヤーを呼んでいた
少し待つと、ハイヤーは停まり
榊原は後部座席に康太を抱いて乗り、清四郎は助手席に乗り込んだ
清四郎の知り合いの医者は桜木町にいた
病院の前に着くと、ハイヤー待たせておいて、康太を抱いてハイヤーを下りた
清四郎が榊原より早く病院に入って行き、医者に頼む
榊原が康太を抱き上げ、診察室に入って行った
医者は、康太の血圧を取り、あ~んと口を開かせ、服の前をはだけさせ………
医者はあまりの沢山のキスマークに、苦笑していた
聴診器を出し、康太の胸に聴診器をあてた
胸に聴診器をあて、背中にも聴診器をあて
レントゲンも撮った
肺炎の疑いはなく、疲れと緊張による発熱…と、なった
熱を計ると、38度を越えていて医者は点滴を射つと、清四郎と榊原に説明した
点滴と注射で、康太は眠っていた
榊原は薬を貰い、治療費を払おうとすると
清四郎が払った後だった
「父さん……」
「まぁ良いじゃないか
さぁ康太を連れて帰りますよ。」
「父さんは仕事は?」
「飛鳥井の家へ行って、マネージャーを呼び出し迎えに来て貰いますから、心配しなくて良いです」
榊原は頷いた
点滴にかなりの時間を要し、飛鳥井の家へ戻ると
丁度…瑛太の出勤時間に重なっていた
榊原を見ると瑛太が飛び出してきた
「康太は?」
「過労とストレスで発熱しました
点滴と注射で寝ています
勝手に病院に連れて行き、すみませんでした。」
榊原が謝ると瑛太は、謝らなくて良いですよと答えた
「君は康太の伴侶
君が連れて行ってくれて、感謝してます
本当に伊織には苦労を掛けます
清四郎さん、時間の許す限りゆっくりなさって下さい
今月中に、康太が榊原家の地鎮祭をやります
ですから、康太は今忙しいのです
伊織に看病を任せてしまいますが、手の要るときは言って下さい。」
瑛太は清四郎にお辞儀をして車に乗り込んだ
瑛太を見送り、榊原が家に入ると一生や聡一郎、隼人が立っていた
一生が「熱出たのか?」と尋ねる
「8℃ありました。
慌て病院に行き、今は寝てます。」
榊原は、そう言い3階の自室に康太を連れて行く
寝室に康太を連れて行くと、滅多に着ないパジャマに着替えさせ、ベットに寝かせた
リビングに行き、冷凍庫からアイスノンを持って来ると、タオルで包み康太の頭の下に入れた
一生が3階まで上がってくると、榊原と清四郎に朝食を取って来る様に告げた
康太の側を離れたがらない榊原を、食事しろ!と怒ると、清四郎が榊原と共にキッチンに向かった
聡一郎が顔を出すと「寝てる。」と一生は告げた
「一生、TV見た?」
「いいや。まだ見てない。」
「朝から康太の姿が流れてた
ノンカットの記者会見が流されてた
その癖誰も飛鳥井康太って誰?みたいな詮索はしないんですね。」
「あぁ、圧力をかけたらしい。」
「兵藤が?」
「その上辺りだろ?」
「その上って……」
考えるだけで怖いから話すのを止めた
榊原が朝食を終え、寝室に戻って来ると、一生と聡一郎は部屋から出て行った
ついでに清四郎も仕事で飛鳥井の家を後にした
榊原は寝室に鍵をかけた
康太の横に寝そべると、康太の髪を撫でた
康太の顔は……赤く艶めいて…ドキッとなった
まるで…セックスの後の様な顔をした…康太だったから…
苦しそうに顎を上げ…仰け反る…
榊原は、股間にズキュン……と、衝撃を食らった
まさか……病人相手に……何やってんですか……僕!!!
「……んっ……ぁ……」
康太の口から苦しげな声が聞こえる…
榊原の股間は……完璧に勃起していた
ドックン…ドックン…と脈打つたびに……
硬さを増す……愚息は…スタンバイOKだった
榊原は、康太の側から少し離れてようと、体を起こすと康太が手を伸ばした
「 伊織…どこ行くの?」
うるうるの瞳を榊原に向けると、榊原は…イキそうになった
「 康太…発熱してるんですよ…君…」
康太の唇が……伊織…と名を呼ぶ
榊原は、康太の体を抱き締めた
服の中に手を入れると…火照った体は…熱を孕み熱かった
榊原は、康太を離そうとするが、康太は離れなかった
榊原の耳元で……伊織が欲しい……なんて言われたら……榊原の理性も尽きた
康太の火照った体に愛撫を施す
熱で敏感になってる康太の身体はピクピク震えた
自ら足を開き……康太は誘った
「 …伊織…繋がろう…お前とオレと…1つに溶け合おう……来て……」
誘われ……何時もより完璧に嵩を増した…
榊原の性器を挿入すると、康太は苦しそうに仰け反った
康太の腸内の熱が……榊原を焼き尽くすかの様に熱く…熟れて…蠢き、絡み付いて来た
「…ぁん……伊織……イイッ…その奥…擦ってぇ…」
康太は妖しく腰を動かし……より深く結合しょうとねだった
榊原は康太の奥を突いて……引っ掻いて……
ぐちゃぐちゃに交わり……精液を飛ばした
康太も榊原の腹の上で…射精した
「あぁぁ……伊織…」
康太は榊原の首に腕を巻き付け、抱き着いた
榊原は、康太の体を想い抜こうとするが……
中の康太が絡み付き……抜けなかった
「康太……離して……」
「オレの中が離したくないって…言ってる…」
「……っぅ ……」
康太の腸壁が榊原を締め上げる
「どうなっても知りませんよ…」
榊原は魘されたように言葉を放った
「……伊織の好きにして……」
康太が言うと同時に激しく腰を動かし揺すられ、康太が榊原にしがみついた
康太の中で4回……抜かずに交わり…繋がって
抜く頃には……康太は意識を手放していた
榊原は浴室に連れて行き、中の精液を掻き出し…体を洗った
手早く康太を洗い、自分の体も洗うと、康太の体を拭き、ソファーに座らせた
その間に自分の体を手早く拭き、クローゼットから服を出し着替えた
そして、康太の体をキチンと拭き、ドライヤーで髪を乾かし、パジャマを着せた
ベットの惨状に、榊原はシーツを剥がし、新しいシーツをかけてから、康太を寝かせた
「寝てて下さいね。」
榊原が言うと、康太は頷いた
病気だったのに……榊原は後悔に襲われる
それでも几帳面な榊原は自分の髪を乾かした後
洗濯に掃除に、康太の病気が気になって手付かずだったのを片付けていく
リビングの掃除をしていると、一生が顔を出した
「 学校をサボったんですね…」
榊原がボヤくと、一生は肩を竦めた
「昨夜の康太の記者会見がフルで流れてる
そんな状態で、康太抜きで学校に行けねぇよ。」
一生の言う事は至極当たり前だった
「康太の熱は?」
一生が聞くと、榊原は固まった
「 旦那?お~い、旦那?」
一生が榊原を揺する
榊原は気まずい顔をして一生に
「熱は上がったかも…、康太に誘われ…熱があるのに抱いてしまいました…」
と、さっきの行為を白状してしまった
一生は、あちゃーと目を覆った
熱で熟れた康太はそりゃあ美味しそうで、榊原は堪らなかっただろう……
一生は、榊原の胸のうちを察してやる
「旦那、アレは旦那のでっしゃろ。
そんな顔せんでも、誰も責めたりしないって。」
一生は榊原の肩をポンと叩いた
榊原は一生に
「聡一郎と隼人は?」と尋ねた
一生が居るなら、あの二人もいるだろうから。
「俺の部屋でコオと一緒に二人もいる」
「此処にいて構いませんよ
このリビングは開け放してある
何時でも君達が来て構いません
寝室も今は鍵がかかってない
康太を見てあげて構いませんよ。」
「なら見てくるか。」
一生は寝室のドアを開けっ放しにして、寝室に入って行った
「康太?起きてるかぁ?」
一生は声をかけながらベットに近付いた
二人で寝ても余裕の有りすぎるダブルベットに苦笑しつつ、康太に近寄ると、康太は起きていた
「 よぉ一生。」
「 大丈夫かよ?」
「朝起きて体が熱くてな、水被ったんだよ
そしたら、伊織が慌てて抱き上げて病院に連れてったんだよ
それからの意識はねぇ。」
熱かったら水を被るなんて…康太しかしねぇし……と一生は、苦笑する
「 康太は本当に旦那が好きだな
熱出ても旦那を誘う。惚れてなきゃ無理だな。」
「 熱があったかんな
解んねぇもんよー
……気付いたら伊織で串刺しにされてて…
何かすげぇ事になってて、驚いた。」
康太はガハハッと笑った
康太ならではの言葉に、一生は腹を抱えて笑った
自覚がないから…榊原は大変だ…一生は、榊原に同情する
「一生、腹減った…」
康太が泣き付くと、一生は「旦那を呼んでくる。」と言い寝室を出た
寝室を出て、掃除に勤しむ榊原に一生は声をかける
「旦那、康太がハングリーだぜ。」
一生に言われ、榊原は掃除機を止めた
そしてルンバを床に置いた
「外には出れませんよね?」
榊原が聞くと、一生は唸った
「流石に康太は今は厳しいだろうて。
しかも隼人も連れて行く訳には行かんだろ」
「デリバリですか?」
その時、寝室の携帯が鳴り、康太が電話を取ったみたいだった
榊原が寝室を見に行くと、康太は誰かと話していた
「 オレは腹が減ってんだ!」
康太が怒る
「夕べから何も食わせなかったから、オレは熱を出して寝込んでんだ!」
康太の言葉に思い当たる節があり、榊原は尋ねた
「 神野?」
「 そうだ。」
康太が言うと榊原は手を差し出した
榊原の手の上にスマホを置く
「神野さん?康太は38℃も熱を出して、朝早く病院に連れて行ったんです!
貴方は僕の康太にご飯も食べさせなかったんですか!!」
榊原が怒って電話に出る
仕方なく一生は、榊原のスマホを取り上げて電話に出た
「神野?俺だ一生だ
康太が腹を空かせてる
昨夜は康太に何も食わせなかったよな…
今朝方、康太は熱を出して病院に行ったんだぜ
責任を取って何か差し入れてに来い!
隼人にしてもTVでやってる今…ファミレスなんかに行けねぇよ!
無理に決まってるだろ!気付けよ!」
一生が言うと、何か買って行くから待ってろ!と、言い電話を切った
康太は起き上がり、着替えるみたいで
一生は一階の応接間に行ってる…と告げ部屋を出て行った
榊原は康太を抱き締めた
「起きれるの?」
「起きる。下に行くもんよー」
「君は…病気だったのに…朝から…無理させたから…辛くない?」
康太は榊原を抱き締めた
「昨日はずっと伊織の逢いたかった。
記者会見の途中で入って来たろ?凄く嬉しかった。」
榊原は、えっ…と、言う顔をした
「見えてませんよね?」
「見えてないけど、解っていた
伊織の覇道が近くに有って、感じない筈がないだろ?」
康太は笑った
「着替えますか?」
「伊織が着せて。」
康太はパジャマを脱いで、榊原に服を着せてもらった
神野が来るから、カジュアルなシャツとショートのカーゴパンツを剥がせた
素足の康太の鎖が光る
榊原はベッドに座る康太の足を取ると、鎖にキスをした
康太は嬉しそうな顔をして笑った
「さぁ、行きますか?歩けますか?」
康太は立ち上がり、少し眉を顰めた
「伊織…大きくなり過ぎ…お尻が痛いかも…」
確かに……大きく育ち過ぎのを挿れた
榊原はゴメン…と誤り、下まで抱っこして行こうか?と尋ねた
康太は歩けるから……と、言い歩き出した
榊原は康太を立ち止まらせると抱き上げ、階段を降りて行く
「歩けるもんよー」
「無理しなくて良いですよ
熱は下がったみたいですね。」
手にする康太は、平熱に戻っていた
「伊織が愛せばオレは元気になる。」
康太は笑って榊原に言った
「ならもう少し頑張れば良かったかな?」
「……そしたらベットから起きれねぇかもな…」
榊原は笑って、起きれかったらずっと看病してあげます…と、康太の頬にキスをした
ともだちにシェアしよう!