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【29】-7

「あ、ああ……」  腰をしっかり掴まれて、一気に強く抉られる。 「ああ……んっ、あ、あ……」 「一度、イくよ……」  大きく、速く、荒い息を吐きながら、周防が強く腰を打ち付け始めた。上半身をシーツに伏せたまま頭だけを反らせ、あ、あ、あ、と短く喘いだ。 「玲……、ああ……」  何度か激しく突いた後、周防は玲の奥で動きを止めた。どくんと温かいものが注がれる。 「ああ……」  中を濡らされて、身体がぶるっと震えた。  周防が深く息を吐く。玲の背中に覆いかぶさり、耳元で「愛しているよ」と囁いた。  吐き出したばかりで、すぐにまた周防は硬くなった。つながったまま抱き起され、背中を預ける形で膝に乗せられる。  ゆるゆると下から中を刺激されながら、両乳首を指で摘ままれた。 「や……、あ、……っ」 「玲、ここ感じやすい? う……」  きゅっと尻の孔が収縮した。 「すごいな……」 「あ、あ、あ……、ああ、あ……ん」  ぐりぐりと乳首ばかりを攻められ、頭を反らせて首を振る。そのまま周防の肩にもたれて喘いでいた。耳元で「玲」と囁かれ、軽く耳朶を噛まれる。  脚が大きく開かれる。  晒された中心が、芯を持って緩く勃ち上がっていた。  胸を刺激され下から突き上げられて、腰が勝手に前後する。それに合わせて玲の雄芯が前後左右に大きく揺れた。 「あ、ん、ああ……」

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