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ヒメハジメ 2
あたふたしていると修平が俺に跨り、モノを掴んでゆっくりと腰を落としてきた。
こっちからは修平の後孔は見えにくくてよくわからないのだが、もう入れるつもりなのだろうか。
それならば余計に待って欲しいし、それにいつも俺にするとき修平は……。
「ま、待って……ほ、解したりとかしなくていいの!?」
そうしないと痛いんじゃないかって思って言うと修平がにっこりと笑った。
「自分でやったよ。見たかった?」
「じ、自分で!?」
思わず修平が自分でやってるところを想像してしまい、それがあまりにもエロい気がして、自身が余計に硬く勃ちあがる。
……見たかったかも。ってちょっと残念がってる場合じゃねぇし、俺!
自分で自分にツッコミを入れていると修平はクスリと笑ってまた俺のを自分の孔へと埋めようと腰を落とす。
「ほ、ほんと、まって……修平……」
「待たないよ」
「いや、でも……でも」
ど、ど、どうしよう……。
童貞をこんな形で卒業するなんて……。
全く心の準備が整ってないのに童貞卒業へのカウントダウンが始まると期待で心拍数は上がっていくし、自分で挿入させようとする修平は無駄にエロいし……。
それだけで、もう既に俺のは爆発寸前になってしまった。
しかしそんな過度な期待をコントロールできるほどの経験値など俺にあるはずもなく、いよいよ先が修平の中に入るか……というところで、柔らかい肉の感触が触れた後、少しめり込むような感覚が伝わった瞬間。
「あっ、待って修平! 出る……ッあぁ……ッ」
あろうことか、俺のバカ息子は我慢できずに爆発してしまった。
ブルブルっと震えた先端からは白濁が飛び出して修平の太腿にべったりとついてしまっている。
すると修平は優しそうに笑うと、また俺の顔を撫でた。
「もうイッっちゃったの? まだ挿れてもないのに」
「……ご、ごめん」
「これからなんだよ。僕の中に挿れてから、出したりまた挿れたりしなくちゃいけないんだから」
そんな無駄にエロい声で囁かれるとまた息子がムクムクと起き上がって元気になる。
「あ、またすぐに元気になったね」
修平の中に入れるんだ……って、そんな期待が膨れる中で、でもそんな風に入れたり出したりするなら俺がいつもみたいにしてもらいたいな……なんて思いもふとよぎる。
でも、そんなことを言うのは欲しがってるみたいで恥ずかしいし、せっかく修平だって童貞卒業させてやろうって奮起してくれたのだろうし。
でも、やっぱり俺……。
答えは出ぬまま、いろいろ考えているといきなり視界がぼやけて遠くから眩い一筋の光が差し込み、その眩しさで目を瞑ってしまった。
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