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第12話

結人side 学校からの帰り道。二人と一緒に帰る途中、人集り見つけて逃げたくなった…。 「結人」 その一言で、ざっと人が捌ける。きっと、凄く怖い目で睨んだのだろう…。目があった時すごく怖くて腰が砕けそうだったから…。 ビクッと震えると二人が僕を守るように前に出るから、余計に怖かった…。 「結人。連絡無しってどういうこと。この2人は誰」 「……ごめ、なさぃ……兄さん…。ちゃんと、言うこと聞くから……許して…くださぃ……」 「兄さんって?君、母親が死んで施設に入ったんじゃないの」 「……あの…、えっと…」 「帰るよ。御上、二人もお連れしろ」 「はい。こちらへ…」 何も言えず、しどろもどろになった僕の手を引き、二人も一緒に来ることになってしまった…。巻き込むなと怒られるかもしれない…。 無意識に身体が恐怖震えて、血の気が引き寒い…。兄さんと目が合いその冷たさに意識を失った…。

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