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第8話+α
「急ではあるがなお。ベッドへ行こう」
「え?」
状況の把握できていない彼をお姫さま抱っこのまま寝室へと連れていった
「なお、下着を脱いで。ほら」
「......」
白い肌が紅く染まっていく
今のなおの格好は、長めのTシャツに下着だけ
立ち尽くす彼を横目に私は買っておいた器具の準備を整えていく
「ほら、おいで?なお」
ベッドの中心をポンポンと叩く
「......伊織って何でもできるんだね」
産婦人科の専門医のことかな?
「取っておいて損はないからね。お陰でなおを他人に触らせなくてすむ」
ギュッとTシャツの裾を掴んだなおがこちらを見て
「......白衣......着てくれる?」
なんて言うものだから可愛いくて
「ふふっ、いいよ。なお好きだもんね」
「!」
可愛い......
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