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第20話

『急遽、僕の家じゃ無くなったけどいい?』 誰のだと聞かれたらちょっと難しい 僕たちの関係は、なんなのか......疑問である ありがたいことに、2人はその事には深くつっこまずに了承してくれたので助かった まだこの家の家主は仕事なので、預かっていた合い鍵でドアを開ける 「どうぞ、奧のリビングに入って」 「「おじゃましま~す!」」 「すご~い!眺めがいいね。視界を遮るものがない」 「おっ俺無理~。近寄れない」 「そう言えば、遥。高所恐怖症だったね。ここ32階だって」 フルフル震えている遥をリビングの大きな窓からの景色をみながら文がからかう 「2人とも座って。ケーキとお茶出すから」

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