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第30話+α

抱え込んで寝ていたなおがもぞもぞ動いて寝返りをうった そのまま拘束を解いてあげると布団を全部とられてしまう まだ、外は暗い秋の始めといっても肌を撫でるような寒さがある 時計を見ると5時を指すところだった 今日は、午後からオペが2件入っているだけなのでゆっくりできるのだが...... 当然、私も人の子で......既に硬度を持ち始めたモノが己の存在を主張する とりあえず......シャワー浴びようか 昨日は結構、無理をさせた 私の勝手な嫉妬心でなおを失神させるなんて 名波がなおの手を握ったことも腹立たしかったが、その後アイツは抱きついたのだ 小柄ななおは、硬直してそのままされるがままだった......名波のヤツ 彼は、分かっていてやったのだ 私に見せつけるように......いけ好かないヤツだ

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