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第37話
「......で?今度は、なんなのさ」
大学のカフェテリアの隅っこ
文警官にキャラメルマキアートを餌に尋問されている
「僕と先生の関係がわかんない」
「えっ!?付き合ってんじゃねーの?」
「......んーん、付き合おうとか好きとか言われたこと無い」
自分で言ってるのに悲しくなってきたズビッ
どっちか、ティッシュください
「ほれ、ティッシュ」
「ありが......と」
「一言も聞いたことないの?そういう話題とかにならなかった?2人きりで」
「うん」
それに......もし、そんなつもりじゃなかったなんて言われたら......僕は......グスッ
「んー、なおは......望月先生から先生自身のなおに対する気持ちをききたいってこと?」
「そんなのほんにんに聞きゃ~いっぱ「黙って、遥。なお、僕にいい考えがあるけどのってみる?」」
もう、心が限界だった
なんでも試してみるだけ試してみるだけみよう
僕は、文の作戦とやらにのることにした
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