64 / 110

第42話

先生の肩に顔を埋めると爽やかな先生の匂いがした 白衣だ...... 普段、卒がない先生が白衣のまま僕を迎えに来てくれました それに...... 『可愛い、なお。好きですよ』 うきゃ~~!不安でしにそうだったのが嘘みたいです ギュッと首に回した腕に力を入れてみると同じように力を入れて抱き締め返してくれました 「なお、着きましたよ。乗ってください」 「はい」 下ろしてもらって助手席に乗り込む 「なお、私をどう思いますか?」 「え?」 「嫌いですか?」 首をフルフル左右にふる 「なおの口から直接聞きたいですね」 「!......すっ」 「す?」 「好......き......です!ん!ふぁっ、はぁ!んっ」 キスされていると気づいた時には、もう先生の舌が口の中を愛撫していた ファーストキスがディープキスです 段々と身体から力が抜けていく んっふっ......ふぅん、んんっ......あ、はぁぁ 「涎......気の抜けた顔に口の周りが濡れてやらしね、なお」 「せんせっ......が、したんです」 「伊織でいいですよ。責任は勿論取ります」 そうだ、とズボンのポッケからなにか出した 黒のベルベットのケースだ 「お揃いです」 開けた箱に入っていたのは......

ともだちにシェアしよう!