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第7話

「カッコ良かった…」 さっきまであんなに仲違いしてるようにみえたのにダンスが始まると息ピッタリでとにかくすごかった… 「すごいねぇ。…すごいよぉ!!静も龍くんも!!」 「…可愛い…」 定くんが俺の頭を撫でながら呟いた。 「定くんだけずるい。俺も撫でる」 何故かそのあと三人にやたらと撫で回された。 「…ねぇ。龍くん」 「ん?」 「どっかであったことある?」 さっき頭を撫でられ軽くハグされたときになんだか懐かしい感じがしたのだ 「何?ナンパ?口説いてる?嬉しい!!」 「いや!違くて」 「えぇ!?そんな速攻で否定しないでよ!酷いぃ!!あさちゃん。俺はあさちゃんなら大歓迎なのに…」 「ん~…きのせいかなぁ」 「ちょ!無視しないで…」 「気のせいに決まってるでしょ!!もう!あさちゃん!」 「ん~そうかなぁ?」 リビングに戻ってみんなでタルトを食べて話していると昔からの友人だったみたいに龍くんは馴染んでいた。 龍くんと静の言い合いを定くんと見ながら楽しい時間は過ぎていった 「またね。あさちゃん」 「うん。またね」 「あれ?静は帰らなくて良いの?」 「もう少し」 「そっか。じゃあ静もまたね」 二人を見送って玄関が閉まる…同時だった 「っ…え?何?静」 何故か俺のファーストキスは静に奪われてた 「あさちゃん…他の人のものにならないで」 「は?」 「今日…ずっと龍のことみてた…あさちゃんは…俺だけを好きでいてよ」 「…どうしたの?らしくない」 「あさちゃんが他の人のものになるのは嫌だ」 「いや…だから…っん…ん」 次の瞬間には床に押し倒されてもう一度唇を奪われていた 「あさちゃん。俺のこと好きでしょ?恋愛的な意味で」 「んん…」 問うてるくせに答えさせてくれない。俺の唇を貪っている 「ん…ね…ちょ…待って…んん…」 「あさちゃんが他のものになるのなら…俺が奪う」 「え?」 そう言うと俺を抱き抱え俺の部屋に向かった。器用に部屋の扉を開けてそのままベッドに縫い付けた 「ま…っ…ね…んん…あっ…んん」 「あさちゃん…好き…好きなんだよ」 「そんなのっ…んん…知らない…っんん」 何度も何度も食まれた俺の唇は次第に熱をもって重たく感じた 「あさちゃん…あさちゃん…」 迷子のように潤んだ瞳で見つめられる。初めて見る表情にあまり抵抗もできなかった。 そのまま静の大きな手が俺の服の中に侵入してきた。脇腹を撫で胸元の小さな粒に手を這わせた 「あさちゃん…」 「んんっ…」 「感じてる?可愛い」 「静…何かあったの?やめっあっ…」 長い指が粒を摘まみ遊び出す。唇は静に塞がれて口の中をぬるぬると長い舌が蹂躙してる 「ん…」 気持ちいい…人数をこなしただけあるのかとても巧みな舌遣いに翻弄される

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