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第16話

龍吾side 話し終えた俺をしっかり見つめ律さんが視線を亜咲斗さんの眠る墓の方に視線をずらした 「そう…そんなことがあったんですね…亜咲斗…よかったね…君をこんなにも愛してくれる人に出会えて…亜咲斗…来世ではきっと…」 「律さま。」 「はい」 「これからも亜咲斗さんに会いに来てあげてください…私だけじゃもう飽きてしまってるかもしれないので」 「あははっ。亜咲斗ならそう言いそうだね。うん。また会いに来ます…」 その時風が俺たちの間を通り抜けた。 「亜咲斗…かな?」 「だといいですね」 律さんに挨拶をして去る。背中に視線を感じながら… 律さんはその後頻繁に亜咲斗さんに会いに来てくれていた。 何度もそこで会えた。 律さんから聞いたのか亜咲斗さんの旧友たちも皆会いに来てくれるようになった。 原因となった路夏さんと智輝さまも… そうして時は流れ俺は老衰のため生を終えた。 俺の亡骸はその後どうなったのかは知らない。 きっと誰にも見付けられずに一人静かにその生を終えて朽ちていったのだろう

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