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第33話
部屋に戻り扉をしっかり閉めて龍くんに抱きついた。
あぁ…本当に…安心する優しい匂い…
「あーさちゃん。顔見せて」
「ん」
「かぁわいい…真っ赤だよ」
「龍くんも人に言えないじゃん」
「だな…ふふ…」
「ベッドいこ」
「積極的だね」
「龍くんとくっついてたい」
「…ベッドは流石にダメ…ソファーいこ」
手を引かれソファーに龍くんが腰かける。龍くんは自分の足の間に俺を呼んで後ろからギュって抱き締めてくれる。
俺の肩に顔をつけてくるから龍くんの吐息が耳元と首元に当たってくすぐったい
「あさちゃん」
そしてささやかれると今度は体が熱くなる
「大好きだよ…」
「龍くん…キスしたい」
「ん…」
それを聞くと龍くんは俺の体の向きを変えてくれて額を合わせにっこり笑う。
「あさちゃんからしてくれる?」
そういうと目を閉じて待ってくれてる。睫毛長い…綺麗…
軽く口付ける
「足りない…あさちゃん…もっとして?」
綺麗な顔に妖艶な笑みを浮かべながら小首をかしげる仕草が可愛く…そんなおねだりされたら…するしかない…ていうかしたい…
貪るように龍くんの口内に侵入して龍くんの舌を追いかける
なかなか捕まえられてくれない…不満が顔に出たのか龍くんがふっと笑うと舌を絡めてくれた。
何度も何度も繰り返す追いかけっこ…なんだか楽しくなってくる…
「はぁ…はぁ…龍くん…っ」
「苦しかった?ごめんね」
「ううん…もっかいして?」
その先を期待して気付けば俺のは立ち上がっていて俺の後ろには龍くんの熱が当たってた
堪らなくなって龍くんの上で腰を降る。
服越しなのにすごく気持ちがいい…
「あさちゃ…はぁ…それ…だめ…ね?あいくんもいるんだし…だめ…」
「我慢できないよ…龍くん…ねぇ…」
「だーめ。ね?週末まで我慢。その方が盛り上がれるでしょ?」
「むーっ…わかったよぉ…」
渋々頷いてご飯が出来るまでの間ゲームや何かをして過ごした
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