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第35話
その日は夕飯を食べいい時間になったのであいくんがバイクで龍くんを送っていった。
二人を見送って寝る支度を整えて部屋に戻るとき愛菜に呼び止められた
「あさちゃん」
「ん?」
「やっぱ龍くんとお似合いだね。お母さんも印象よさそうで私も安心した。」
「ありがと」
「これからも仲良くね」
「うん。週末は龍くんとこにお泊まりなんだぁ」
「うそぉ!!よかったね!ゆっくり楽しんできてね」
「うん!あ。なーちゃん」
「何?」
「今日の返事書いたから渡しといて。で、お願いなんだけど今後は龍くんもいやがるしあぁいうのは…」
「うん。わかってる。そのつもりだったし。今日のはどうしてもっていわれたからさ…困らせちゃってごめんね」
「うん。いいよ。手紙持ってくる」
手紙を渡して部屋で寛いでいると龍くんから電話が来た
「今送ってもらったよ。あいくんはもう帰宅したからね。」
「うん」
「ねぇ」
「ん?」
「本当に気を付けるんだよ」
「何が?」
「手紙の人」
「顔すらわかんないし…相手は女の子だよ。大丈夫」
「心配だなぁ…」
「心配し過ぎだよ。でも嬉しい…ありがと」
「もう…あさちゃんは…絶対絶対1人にになっちゃだめだからね」
「うん。わかった」
「それでね…」
そこから週末のお泊まりの計画を立てて通話を終えた
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