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第38話
龍吾side
一旦あさちゃんの家へ戻って状況をちょうど帰宅したあいくんに伝えた。
「バイク出す。龍吾後ろ乗れ」
「静くんは定くんに伝えて一緒に探してもらってくれる?愛菜ちゃんが戻ったらその子の事聞いてみて」
「うん!わかった」
あさちゃんが乗せられた車は黒いワゴンだったらしい。そんなの沢山あるけど探さないと…
静音side
直ぐ定くんに伝えて一緒に探してくれることになった。あと少ししたら愛菜ちゃんが帰ってくる。それまで出来る限り探したい。
でも全く検討つかないしどうしたらいいのか…一旦あさちゃんの家に戻ると丁度愛菜ちゃんが帰ってきたとこだった
「なーちゃん!!!」
「静くん。どうしたの?そんなにあわてて。」
さっきおばさんに聞いた特徴を愛菜ちゃんに伝えると直ぐ誰かわかった。
「汀子さんだ…昨日あさちゃん宛の手紙預かって今日お返事渡したらわかりましたって言ってたから納得してくれたと思ったんだけど」
「その汀子ちゃんの家とかわかる?」
「隣の地区の一番大きなお屋敷。山善寺だよ。」
「わかった!!」
山善寺は古くからあるとても大きなお屋敷。名前を聞けばどこかは直ぐにわかる。でも娘がいたことは俺も知らなかったからあさちゃんも知らないはず…直ぐ龍くんに連絡して向かってもらうことにした。
どうか…何もありませんように…そう願い俺もそちらに向かうことにした。
向かってる途中、前関係を持ったことがある年上の男と遭遇した。
あさちゃんとそうなったときのためにと2、3人
男とも関係を持ったことがあったのだ。
「静音くん。そんなに慌ててどうした?」
「あ!!久しぶり!善くん!」
善くんは警察官なので俺が未成年って知ったら青ざめてた。でも俺が誘ったし、なかったことにしていいよって話した。この人はとても優しかったし一緒にいて居心地がとてもよかったからこれからも友達でいてねって話した。それからは体の関係はないけどご飯連れてってくれたりしていたのだ。関係をもった人で唯一俺が未だに連絡を取ってる人だった
「挨拶してる場合じゃないの!!えっとね…」
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