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第39話

「ここ…どこ?」 目が覚めたらどっかの部屋だった。とても高そうな物が沢山並べてあってとても綺麗だ 俺は大きなこれもまた高級そうなベッドに転がっていた。寝心地のいいベッドだが… 「おはようございます。愛桜海さん」 「君は…さっきの…ここどこ?」 「私の家です。まず家からご紹介しようと思いましてお連れしました」 「お連れしたって…」 「ごめんなさい。少し手荒だったでしょうか?」 後頭部に鈍い痛みがある。目の前が暗くなる直前殴られたのだ 「何でこんなこと…」 「ですから知っていただこうと思いまして。ご案内しますね」 そう言うと男が入ってきた。その男が俺の腕をつかむ。 凄い力だ…こんな華奢に見える奴のどこからそんな力が出るのだ…これは無理矢理剥がすとか出来ないし逆らったら何かヤバそう…大人しく着いていくしかないか… 前世の記憶にこんなこともあった気がするな… そうだな…あぁ…義理の父か… あいつはプレイで結構暴力的なときもあったから… 「まずここのお部屋ですが…」 一部屋一部屋紹介される。かなり大きな屋敷だ…そう…あの義理の父と同等…いや…もっと凄いかもしれない 「そして。ここが一番ご案内したかった部屋です」 「…」 言葉がでなかった…だってそこには…ガラス張りの部屋が並んでいてその中には多くの綺麗な男たちがいたから…。その中に最中の者もいた 「あそこのスペースに愛桜海さんに入っていただきたくて…」 指差しながら俺に微笑む彼女。丁度ガラス張りの部屋の中央に位置している場所だった 「普通に嫌だけど」 「どうしてですか?」 「おかしいでしょ?裸の男たちが…こんなに…」 そう。皆何も身に付けていないのだ。身に付けないままで各々の時間を過ごしているのだ。 「室温は適温に設定されています。お食事は栄養価をしっかり考えさせていただいて毎食お部屋に運ばせています。それぞれのお部屋にはお風呂もベッドもお手洗いもあります。夜のお相手は私。もしくは他の者がお相手します。愛桜海さんのお相手は私だけでする予定です。 色々考え、人間の三大欲求を満たせるようにしています。快適な生活はお約束します」 「いや。そういうことではなくて…俺こんなとこで生活したくないよ」 「どうしてですか?」 本当に不思議そうに首をかしげる彼女。 本当に…おかしい… 「俺は普通に普通の生活を送りたい。好きな人と共に生きて家庭を持ち人生を謳歌したい。こんなところで死んでいきたくない」 「愛桜海さんはもしかすると同性の方しか愛せないのです?」 今の話から何故そうなる…?この人の思考回路が全く理解できない…

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