日も昇らない頃ふと目覚めるとニコリと笑う龍くんと目が合う 「おはよ。あさちゃん」 そして優しいキスをしてくれる。勿論暉さんとは違い官能的なキスではない。 気持ちいいと言うより心地よくて 「龍くん…もっかい…して？」 「うん。いいよぉ」 そういうと優しく笑って何度もしてくれた 「…中に入っていい？」 「ん…」 そういうと唇を舌でノックして入ってきてくれる。 「んんっ…」 「いや？」 「やじゃない…」 「ふふ…真っ赤だね。可愛い…」 「龍くん…もっと…」 「エッチなのがいい？暉さんとしたみたいな」 「え？」 まさかここで暉さんの名前が出るとは思わなかった… 「龍くん？」 「俺でも嫉妬するんだよ？あの部屋に入って抱き締めたときあさちゃんとーってもとろーんっしてて気持ち良さそうだった。だからすぐわかったよ。多分気持ち良かったんだなって。縛られてたけどアザも残ってない。あれ多分怪我しないためにされたものだったんだろうね。縛り方も巧かったんだろうね…まるで琉輝さんみたい。あの人そういうの巧かったもん…相手をとろーんってさせて自分を求めさせるの。その琉輝さんに沢山教わったんだよ？試してみようか？どっちがいいのか」 そう言う龍くんの瞳は微かに濡れてた 「ここあさちゃんちだから声は押さえるんだよ？いい？」 俺の返事も聞かず龍くんが攻め立ててくる。 うっそ…何？キスだけなのに…気持ちいい…こんなの…この間この部屋でしたのと全く違う… 「気持ちいいの？」 「ん…」 「ふふ…キスだけなのに少し濡れてるよ？」 そういうといつの間に手が入ってたのか中心部の先をそっと指で拭いそれを俺に見せてきた 龍くんの長い指の間で糸を引く様子がとてもえっちだ 「ね？」 「りゅうくん…」 「もっとよくしてあげるね。暉さんの熱が消えるように…」 そうして直接的な刺激はないのにキスだけで怖いくらい気持ちよくしてもらって暉さんに散々いかされた後なのにそれを上回る位達してた。