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天青side 「ここだよ。今日はプライベートだし気軽にね?」 「はい」 「でも流石だね。ここを選ぶなんて。ここは母が作り上げた店なんだ一番の老舗で老若男女とても人気がある」 「いらっしゃいませ。こんにちは。天青さん」 「こんにちは。藤さん。今日はプライベートなんです。彼は冨永 暉さん。俺の友人です。また会う機会は有るので宜しくお願いします」 「はい。宜しくお願いします。いつものお席で良いですか?」 「はい。お願いします」 俺のお気に入りの席は一番奥。ここにきたらいつもそこに通してもらう 「ふふ…可愛い…」 暉さんがそわそわしながらも真剣な表情で内装とインテリアを見てる。 暫くすると藤さんがメニューを持ってきてくれた。 藤さんはこの店の一番の古株。誰より気が利いて気立ても良い。パートナーは世界的に有名な俳優の月さん。元はモデルをしていた人で彼もとても綺麗な人だ。子供さんも二人に良く似て綺麗だ。子供さんたちと俺は同世代なのでよく一緒に遊んでた幼馴染みだ 「縷紅(るこう)と桐は元気ですか?」 「うん。元気だよ!二人も天青くんに会いたがってたよ」 先程と違った砕けた話し方に暉さんが驚いてる 「あのね、藤さんは俺が子供の頃からお世話になってるの。良くお家に遊びにいかせてもらってたんだよ。縷紅と俺は同い年で桐は二つ下なんだ」 「そうなんですね」 「今はプライベートだしこんな感じなんだよ」 「それにしても…今回のお友だちはこれまでと印象の違う方ですね。」 「うん。今度2人も誘って遊びにいこっか。暉さん」 「いや…俺は」 「だーいじょぶだよ」 「…天青さんが暉さんをお世話してる感じなのが新鮮。」 「ちょっと。どういう意味?藤さん」 「そのままの意味だよ。何にするの?」 「おすすめで、藤さんにお任せするよ。暉さんは?どうする?」 「俺も同じで…」 「かしこまりました」 「あ。お仕事モードに切り替わった。」 「雇っていただいてますからね」 暫くすると絵画みたいなプレートが運ばれてきた。 「今日は母さんのやつだね」 「えぇ。ごゆっくりお召し上がりください」

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