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天青side 食事を終えて店を出た。藤さんは相変わらず美人だった。 昔からそうだが子供を抱えている親には思えないくらいいつも綺麗で洗練されてた いつも隣で微笑んでる月さんはとても神々しかった。 とてもお似合いな仲良し夫夫。そして可愛らしい子供たち。絵にかいたような家族だった うちも自慢じゃないが父も母も綺麗な顔立ちをしてるが格が違う。昔から憧れの人たちだ。 モヤモヤしてきたので気分を変えるために言葉を発する 「このまま買い物でもいく?何か必要なものある?」 「そうですね。」 あれ?何だか変な感じ。買い物いや?だったら帰ろうかな。 「人混み苦手?」 「いえ、そういう訳ではないのですが買い物というものに久しぶりにいくから…」 久しぶり?行きたくないわけではなさそう… 「緊張してる?」 「…恥ずかしながら…」 「何それ…可愛い…」 見かけによらず緊張しているっていうのが可愛くて心の声が漏れてた。こう言うギャップにも俺は弱い 「何か言いました?」 「ううん。なんでもないよ。じゃあ取り敢えず行ってみて無理そうなら教えてくれる?」 「わかりました」 俺の運転で大型ショッピングモールにつれてきた。ここには桐もいるし造りが独特であの店が好きなら気に入ると思ったからだ 中に入ると子供みたいにキョロキョロ。可愛い… 「面白い?」 「はい。面白いです。こういった場所に訪れたことはないから…」 「…可愛い…」 「え?」 また心の声が漏れてた… 「何か必要なものは?」 気を取り直して聞いてみる。桐のところに行く前にみておきたいところもあるだろうし。 ふらーっと動いた暉さんの視線の先には雑貨屋がある。シンプルなものから独特なものまで様々取り揃えてある。 そういえば歯ブラシとかコップとかそういう細かいものは用意できてなかった…目線を追って自然と店に向かえるようそっとエスコートすると自然とついてきて…なんか…わんこみたい…可愛い…またも見つけた一面にときめいた 雑貨屋で暉さんは意外なデザインのものを選んだ。可愛らしい動物が書かれたパステルカラーのもの。なんなの…俺を殺しに来てる?…本当に…何だろう…この人は…かわいすぎ… 購入できてほくほく顔に見える暉さん。…皆には無表情に見えるだろうけど俺にはそう見えた

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