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天青side
体に力が入らない…いつの間にか俺の服は開けさせられて男が俺の体を舐め回していた
気持ち悪い…気持ち悪い…気持ち悪い
心と体がバラバラで辛い
「いい匂いだ…私に会うためにきちんとシャワー浴びてきてくれたんだね」
「だれっが…お前のったっめっんん…」
「ほら。出していいんだよ。俺が全部飲み干してあげる」
「気持ち悪い!気持ち悪い!気持ち悪い」
「ふふっ…いつまでそうしてられるかなぁ?」
そう言うとさらに薬を追加される
「うっ…あっ!」
「いいねぇ。いつもの澄ましたお綺麗な顔もいいけどその欲望と必死で戦う表情とたまらない。そういうのを組み敷き屈服されるのが俺は好きなんだよ。あーはっはっはっはっ!!!」
狂ってる…狂ってる…狂ってる…
「とても美しいよ」
「…」
助けて…誰か…
「そろそろ君の中に入らせてもらうよ」
そう言うとグロテスクなものを取り出す。汚い…気持ち悪い…いやだ…
「やめろっ…」
「ふふ…ここはこーんなに欲しているのに?ひくひくして可愛らしい」
そういいながら楽しそうに俺の後ろに汚い指を差し込む
「いたっ!!いたい!!いたい!」
「すーぐよくなるよ…君のいいところは…」
「あっ!!」
「みーつけた…」
楽しそうにそこをいじりだす。いやだ…いやだいやだ…こいつの指でなんかいきたくない…やだやだやだ!!!
「指増やすよ」
「あぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「いい声だ…」
「やめ…やめろっ!!」
「よっし…そろそろ…」
男は猛りきった物を俺にあてがった
「天青!!」
そのとき大きな声が響いた
「貴様は…何者だ!!!」
「この…くそやろう…」
俺に股がっていた男を引き剥がし俺を抱き締める人…
「…暉…さん?」
「すいません…遅くなって…いきましょ。ここはこの人たちに任せて。ね?」
「ん…」
「外で桐さんが待ってますから」
「桐?」
桐も一緒だなんて…やはり今日で終わってしまうのか…
暉さんは自分のジャケットを俺に着せ横抱きにし歩き始める。
歩く度振動がさらに快感を生む
「んん…あっ…」
「ごめんね。もう少し我慢してね」
そっと額に口づけキュッと抱き締め直して歩きだす。
外に出ると桐の車が停まってた
「桐さん。車出して」
「桐っ…ごめ…」
「大丈夫。君たちの家でいい?」
「ん…」
「暉さん。これ。それに効くかわかんないけど使う?」
「いや…何かあれば危険だからやめておきます。」
「桐も飲んだんじゃなかったの?」
「俺は…飲んでなかったよ。だから大丈夫」
「んん…」
「辛いね…頑張れる?」
「…がんばる…あっ…んん…」
「わぁ…天青くん色っぽい…」
「あっ…ん…見ないでっ…」
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