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最奥で達すると天青さんは嘔吐いた 「すいません…大丈夫?」 「はぁ…はぁ…もっと…ちょーだい」 「もう…とまれませんよ?」 「うん!」 その後は互いに獣のように求めた。 天青さんの薬が抜けきるまで相当な時間を要した。 「も…出ない…」 「うん…わかった。俺が綺麗にするから…今は眠って…」 気付けば翌朝になっていた。 深く眠りに落ちた天青さんを風呂に入れ綺麗にしていく 「…本当は天青さんが正気の時に…でも…それだと…いつになったかわからない…」 一度味わった愛しい人。俺はこれから先普通に抱けるだろうか? その時電話がなる。相手は夕燈さんでその後のことを聞き無事解決はしたようだ。 多くのカフェはとても人気があったのでそのまま継続する形で。それぞれのトップには華陵院から派遣されそこから社員の中から今後のトップを決めていくようだ。 突然のことに社員たちは驚くだろう。しかしあいつを元のポストに戻すことはできるわけがない。 「暉さん…」 小さく呟く声が聞こえたので寝室に戻るとまだ天青さんは夢の中。 俺の夢でも見てくれているのだろうか?幸せそうな顔をしているのでいい夢だといいと思う。 さらさらと髪を撫でてもう一度抱き締め眠る。 今日は突然休んでしまうけど皆はうまいことやってくれるから心配はしていない 「おやすみ。天青さん」 そっと頬にキスをして眠った。 次に起きたのはもう昼過ぎだった。 「…暉さん…」 「おはようございます。体平気?」 「ん…ごめんね」 「いいえ。激しくしちゃったので大丈夫かな?」 「…すごかった…気持ちよかった…」 「よかった」 「今度は…何もないときにも抱いてくれる?」 「翌日が休みの時ね。」 「わかった…桐の方がいいなら言ってね?」 「またそれいいます?」 「だって桐と…」 「やってませんから」 「ほんと?」 「やるわけないでしょ?俺は貴方を愛しているのに」 「っ…うれしっ…」 「泣かないで…愛してます。誰より貴方を…貴方だけを…だから…信じて?安心して俺を愛して?」 「うんっ…うん!!」

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