「…動けない…」 「だから言ったでしょ？動けなくなりますよって。俺自分で言うのもなんですが体力お化けなんでいつまでもやってられるんです。それであの家では色んなやつを調教してきましたから」 「…すっごかった！初めてだよ！こんなに気持ちよかったの」 「は？あんな乱暴なのがいいんですか？」 「だってぇ…嬉しかったもん！」 「…本当…変態ですね…」 「でも…動けないの…」 「すいません…だから我慢してくれます？休みの前の日だけって」 「…えぇ…」 「えぇ…じゃありません。社長がそんなんでどうするんですか」 「ふふ…嬉しい…」 「また泣く…そんなに泣かれると困っちゃうんですけど…」 「好きな人に抱いてもらえた…そんなの…幸せすぎる…」 「はぁ…そんな顔しないで…」 「欲情してくれるの？」 「…しますけどやりませんからね」 「頑固だね」 「あなたもですね。こんなにすごいとは」 「…幻滅…する？」 「しませんけど」 「…ありがと…」 「愛しているから貴方を壊したくない…だから我慢してくれませんか？」 「わかった…」 「良かった…」 「ねぇ。暉さん」 「はい。」 「どうして桐も来たの？」 「…それは本人に聞いてあげてください。桐さん今日はお休みでしょ？連絡してみたらどうです？」 「わかった」