「あさちゃーん！！！」 「…龍…男前が台無し」 龍が必死の形相でやってきた。 「だって！！あさちゃんが！！静くんと二人きりなんて！！何されるかわかんないでしょう？」 「するか！失礼なやつだなぁ。友達の恋人に手なんて出さないし！！」 「前科ありじゃん！！」 「う…」 「俺は許してないんだからねーー」 「龍くん。俺がいいって言ってるからいいの！しつこい男はかっこよくないぞ！本人がいいって言ってるからいいんだよ！だってもう俺の形は龍くんだもん！」 「あさちゃーん…」　 「俺の目の前でいちゃいちゃするなぁ！！独り身なんだからね！こっちは」 「だって俺たちなかよしだもん！」 「はいはい。わかったから」 その後話をしてやっぱりあさちゃんの留学は反対されて 「でも！！俺は龍くんと対等になりたい！」 「だったら！俺も行く。ついてく！！絶対に離れない！！」 「…俺も離れたくないもん…」 「…あのさぁ。もう一緒に行っちゃえば？そんで送り迎えとかは龍くんにしてもらったりするとかさ何なら龍くんも同じとこに行くとかでいいんじゃない？」