翌朝 「びっくりしたよ！朝起きたら静くん彼氏いるし！！何があったの？」 朝からあさちゃんは大興奮だ それはそうだろう。起きたら知らない男が俺に抱きしめられ何度もキスされてるのだから 起きてからも一度交わって俺は善くんから片時も離れたくなくてずっと善くんに触れていた 善くんは俺に身を委ねてされるままだ あんなに何度も抱き合ったのに善くんが動けるのはさすがだ 「善さん。静くんのことお願いします」 あさちゃんは俺の父親のように深々と頭を垂れた 「うん。任せて」 「よがっだぁ」 自分のことのように喜んで泣くあさちゃんはやっぱり可愛くて。そう思ったのがばれたのか善くんが不安そうに俺を見た その善くんを抱きしめてもう一度キスをして愛を囁く 「大好きだよ。善くんが。誰よりも大好き」 そういうと真っ赤になって俺の肩に顔を埋めた その姿に喜びながら愛されるということを身にしみて感じたのだった。