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第166話
「ごめんねぇ!!久しぶり。静音くん」
「眞也さんだったんですね。わからなかったぁ…」
あの日直ぐに回復したけど過保護になっちゃった善くんにお休みさせられた。
まぁ幸い単位もたりてるし今日は平日だし割と店も暇なので店長も快くお休みさせてくれた。そして善くんの家に強制連行されてこの間の相手とお話することになっていた。相手は俺も知ってる人だった
「もうさぁ。本当に大変だったんだよぉ」
眞也さんは善くんの同僚で幼馴染でもあるから何度かみんなで遊びに行ったことがある。その時はまぁ色々したわけで変な感じなんだけど
「うちにね腕のいいメイクさんがいてねぇ。まぁ善なんだけどさ」
「善くんのお化粧だったの?すごい!何でもできるんだね。」
「女姉弟だから昔は面白がられて色々されてたからね。背が伸びて声変わりしたら理想じゃなーいって筆おられたけどね」
「あぁ。きーさんならいいそう」
「まさかあそこに静音くんいるとは思ってなくてさ。役に入りきってて周り見えてなかったの。ごめんね」
「大丈夫だよ。まぁ眞也さんだし」
「何それぇ。」
「だって彼氏と相変わらずなんでしょ」
眞也さんには長く付き合っている彼がいて俺達とどうこうあったのも知った上で全てを愛してるとても素敵で大人な人だ
「静音くん…相変わらずいい男だねぇ。君のナニが恋しいよ。ぶち込まれたい」
「…相変わらずお下品だね。眞也さん」
「あれはなかなか忘れられないよぉ。ガキのくせに妙に巧みでいいサイズ感と、硬度…はぁ…やべ…勃った…」
「…もう眞也さんとはしませんよ?」
「えぇ…一度くらい…」
「彼氏さん怖いすもん…」
彼氏さんは実は有名人で格闘技の選手だった人だ。今は生まれ育った場所でお仕事してる
「ちぇ…」
「そんなこと言いながら…もう他の男には体許す気ないくせに…」
「…まぁ…そうなんだけどさ」
「で?あの日…善くんとしたの?」
「…ふふっ…どう思う?」
「…」
「嫉妬の色に染まる君も美しいねぇ」
「…まぁ…どっちでもいいよ。眞也さんだし」
「やってないからね!!やってないから!!」
「んもう!照れないの」
「…っ…本番は…やってない」
「…触り合いっことか…濃厚なキスはしたんでしょ?」
「…ごめんなさい…」
「…仕方ないねぇ…大丈夫だよ。あとでたーっぷり…ね?」
「くぅっ…俺も静音くんにお仕置きされてぇ…」
「彼氏にしてもらってください…俺から連絡しておくんで」
「あー…軽くイった…何その冷たい表情と声色…何それ…すげー男前になって…羨ましいなぁ。おい」
「だーれが羨ましいって?眞也…」
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