低い声の先には眞也さんの彼氏がいた。 相手が眞也さんだとわかった時点で連絡しておいたのだ。 「へっ！えっ！！何でここにー！」 「俺が呼んでおきました。さっきの会話は丸聞こえです」 「悪かったな。男前でなくて」 「はぁ…ん…好き…」　　 「お前な…久しぶり。善」 「お久しぶりです！先輩」 実は有名人でもあるけど二人の学生時代の部活の先輩でもあるらしい。 二人共背も高いしがっしりしてるけどこの人と並べば華奢に見えるくらいだ、 「善も始めから静音くんに話しておけばよかったのに」 「…捜査の一環とはいえ他の相手とそんなことするなんて…言えなかったんです」 「…まぁ…お前は妙に臆病だからな。それでこじれちゃ元も子もないだろ？あんだけ好きなくせに馬鹿だなぁ」 そういうとガシガシと善くんの頭を撫でた 「…そして…眞也…何だお前のその下半身…シミ作ってんじゃん」 「あぅ…」 そう言いながら先輩は眞也さんの中心部をグリグリと足で押し潰した 「んあっ！ごめんなさい…あまりにも静音くんが…」 「…クソ野郎だなぁ…まぁ。相手が静音くんじゃ仕方ないだろうけどね」 「こんなに男前になるならもっとやっときゃよかった」 「…俺じゃ不満か？満足できねぇか？なら他で発散しろ。親友の相手に発情すんな。」　　 「そこはさぁ俺だけにしろとか言ってよ」 「お前はどうせ満足しねぇんだろ？」 「してる！！してます！！他の人なんてやです。もっと妬いてくれてもいいじゃんか！！」 　 「…妬くわけねぇだろ？お前が俺のこと好きなのわかんだから」 「はぁ…たまらん…もう…好き」 「静音くん。心配させてごめんな。今回は俺に免じて許してくれねぇか？」 　 随分と年下の俺に頭を下げる姿がすっげぇかっこよかった 「大丈夫だよ。もう怒ってないもん。」 「ありがとうな。善が何かしたら俺に知らせて？俺が説教してやるから」 「ふふっ！ありがとうございます」 「悪いがこのクソ野郎引き取るな。邪魔して悪かった。また、ゆっくり四人で飯でも行こうな！」 「はい！またね！」　　 「眞也…行くぞ」 「またねぇ。二人共。善で物足りなくなったらいつでも呼んでぇ」 「お前な…」 そういって眞也さんの尻をバチンと叩くと眞也さんか甘い声をあげる。その眞也さんを肩に担いで連れてった