二人がヤリ疲れて寝た後も俺は不完全燃焼。 　そろそろ深夜に差し掛かる時間帯。 　誰かを誘うにしても明日は平日なので、ちょっと微妙。でも、一人で処理するのはもっと微妙。せめて見てくれる相手がいたらオナニーショーってことにもできるけど一人ひっそりヤるとか惨めすぎ。 　 　こっそりデウスに聞いてみたら親衛隊長は起きているというので即呼び出し。 　理事長のところに行こうかとも思ったけど、老人を叩き起こすのはよくないだろう。俺のわがままに喜びそうだけど。 　 　少し待っていたらやってきた親衛隊長を早速部屋の中に入れる。 　 　この部屋は生徒会長の部屋ではなく俺のセックスの為だけに用意された部屋だ。通称も他称もヤリ部屋。 　 　生徒会役員の部屋に不用意に人を入れるといろいろと問題が起こるのでセックスをする際には汚しても大丈夫な部屋を用意してもらっている。もちろん、セックスなんて用途じゃなく役員と親衛隊のための交流部屋なんていう名目の多目的室。普通の寮の部屋というよりも小規模なレクリエーションに使える部屋で元々、寝泊まりする場所じゃない。 　これは生徒会役員の特権の一つらしい。 　音が響くので結構エロい。 　 　内装はいろいろと変更していいらしいので俺はラブホテルっぽくしてもらった。 　 　ちなみに親衛隊員が増えているので俺はヤリ部屋を何部屋か持っている。学年やクラス毎に集まる場所として決められている部屋の割り振りを変更。文化祭の相談、準備などでしか使わないので俺が使用していいという部屋は寮内で数多い。 　領地を広げている王様みたいで少し楽しい。デウスのおかげもあってやっぱり学内での行動は仕事よりもゲーム感覚だ。 　 　部屋の内装はそれぞれプレイに合わせて変えている。今のところＳＭ部屋の使用頻度が低いけれど全体的に使っている。翌日に学校が休みの日は部屋から部屋に渡り歩いたりする。だから、ヤリチン俺様会長なんて言われるんだろう。俺が犯されてる側だってのに。 　 　あえて訂正はしないし隊員たちも競争率を上げたくないからか俺がネコだと言っていない。ネコで知られる美少女顔の隊員を最初に重点的に呼び出してセックスをしてたせいで、俺はかわいい子をパクパクする奴というイメージらしい。 　イケメン無罪を勝ち取らせてもらっているが俺に対して否定的な生徒も地道に増えている。それもデウスが教えてくれるので時々突っついて発散させている。放置すると大問題になる可能性もあるからガス抜きさせるのは大切らしい。 　 　エロいこと以外で頭を使わないのでよく分からない。