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ゆっくりと律動を再開すると、課長の腰も合わせて揺れ動いた。
俺はその刺激に余裕がなくなって、課長の奥を突き上げる。
「あ、あんっ」
俺の首筋にしがみついた課長の声が高くなる。その声を呑み込むように唇を合わせ、舌を絡めた。
「う…んっ、ぁあ」
課長の必死な表情がまた可愛くて、俺はもっともっと激しく突いてしまう。
「あんっ、ああっ、ぁんっ」
「……っ、……すみません、もう、我慢できません……っ」
「あ、ああっ、笹川君……、あんっ!」
突き上げるたび、課長の目尻からは涙が溢れ、口元からは嬌声と唾液が零れ落ちた。
繋がった場所から淫らな水音が聞こえてくる。
俺はより一層スピードを速める。
ベッドがギシリと軋みを上げる。
「俺、もうイきそう……ですっ、課長の中に、出してもいいですか……?」
「うん、中に……っ、出して……! お願い、笹川君……っ」
ぐっしょりと涙と唾液で濡れた課長の顔は、最高にいやらしくて、最高に愛おしい。
「その可愛さ、勘弁してください……っ!」
俺は東海林課長の汗ばんだ身体を腕の中にギュッと閉じ込めると、腰を大きく打ち付ける。
「早く……っ、笹川君のが、欲しい……っ」
切羽詰まったその声に、ふいに限界が訪れた。
「く……っ、課長っ!」
俺は身体を震わせ、課長の最奥に熱い飛沫を注ぎ込む。
「ああっ、僕、も……っ」
課長の茎もまた、俺の腹の下で白蜜を散らしていた。
「はあはあ、はあ……」
「……はあ、……はっ」
俺たちは荒い息を吐きながら、至福の瞬間に身を委ねる。
俺は目の前の課長の唇に、ちゅっと甘い音を立てて唇を押し付けた。
「東海林課長、好きです」
そして込み上げる想いを告げると、課長が面映い顔で俺をそっと見上げた。
「笹川君……僕も、大好きだ……」
俺たちは額を合わせて見つめ合うと、クスリと幸せの笑みを漏らした。
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