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21.
おにーさんと契約内容の確認と更新は終わった。俺は他の人に尻尾を振らなければ良いだけ。そのくらいできる!
よしよしと俺の頭を撫でるおにーさんの手が心地いい。
もう片手が俺のお尻を触ってることには気づいてるけど、何も言わない。最初に飼われるとなった時点でそうなることは分かってたし、おにーさんは本当に1週間待ってくれたし。
明日は休みだから多少体がバキバキでも1日ゴロゴロしてたら何とかなるだろうし。
「ふっは、言っただろ、いずれだ。初めてやって俺のん突っ込んだら相当痛いぞ」
「おにーさん、サイズおかしいよね。ゴムレギュラーサイズきついんじゃない?」
「きつい」
嫌な予想が当たった。大きなあって分かってたけど、レギュラーなサイズじゃないらしい。分かってたけどさあ!今は羨ましいというより、その大きさが怖い。
「ん?あれ?入れないの?」
「今日はな。血が出るような痛いことさせたいわけじゃねえよ」
「おにーさんのさでぃずむがよく分かんない」
「それを好む奴もいるだろうけど、俺はそういうタイプじゃねえよ」
それを聞いて少し安心する。
おにーさんのものいきなり突っ込むなんて痛いだけのことでしかないし、けどおにーさんが本気でやってきたなら俺はきっと勝てない。ヒョロヒョロの俺としっかりした体つきで自分より背の高いおにーさん。格闘技の経験でもあれば別だろうけど、残念ながら俺にはない。
「ベッド行くか」
「うん!ソファより痛くないし広いもんね。やさしくしてね」
「今日は痛くしねえよ」
は?は?はって言った?「は」じゃなくて「も」にして欲しいけど、それは無理なんだよなぁ。どんな痛いことなんだろ。どうか気持ち良さでおかしくなれますように。
寝室に入ってベッドに転がる。わざわざ脱がなくても触りやすい格好をしてる俺だけど、邪魔かなぁとパンツを脱ぐか悩む。うう、どうしよう……
「要らねえよ」
「そっか」
パンツを脱いで寝転がる。何をされるか見たい気もするし、見たくない気もする。悩んでるうちにクチュって音がして、少しすると俺のお尻に垂れてくる。
うわあいよいよだ。
「あ、忘れてた」
「え?なにを?」
「剃っていい?」
ああああっ!そう言えばそんなこともあった!
1週間待ってってお願いしたんだった。
「やだ!やだ!」
「チッ、いつか剃ってって言わせてやる」
「絶対言わない!」
そんなの言うわけないじゃん!
この歳でツルツルとか笑えない。トイレだって個室だし、旅行だって行けなくなる。今は行く暇ないけど。
「ない方が絶対可愛いだろ」
「そこを可愛いと思う方がどうかと思うよお」
「包茎って可愛くね?」
「ずる剥けだからそう思うんだよっ!」
包茎は包茎なりに色々とコンプレックスがあるんだよ?
なんか銭湯行くとみんな剥けてるし立派だし、俺大人なはずなのに子どもだったっけ?なんて思うくらい。
まだかくれんぼしたままの俺の先っちょ。
おにーさんが遊ぶように(というか遊びながら)触るもんだからすぐにこんにちはし始める。
「さっきも出したのにな」
「ふぅっ、若いもんっ!」
ローションが足されて、滑りが良くなると皮ごと擦られてたまんない。滑りがいい方が気持ちいい。オナニーのために買ったりはしないけど、ラブホテルとかにあった小分けローションとかで楽しんだことはある。
こんなに滑りよく擦ることなんてそんなに無かったからあっという間に完勃ち状態。
俺が痛いだけのことはしないでとお願いしたからなのか、そうして散々気持ちよくなっていたところでお尻の穴を触られる。
「んぅっ」
「足開け」
「ちょっ、もおっ!」
開けとか言いながら開いてんじゃん!
さっきまで気持ちよかったはずなのにお尻の穴を触られて、怖さで硬さを失う俺のもの。おにーさんは気にした様子もなくクチュクチュそこを触り続ける。乱暴に入れるつもりはないらしく、何度も何度も確かめるようにしてやっと入ってきた指。
1本でこの違和感??おにーさんの絶対入らない。むり、むり。
「ふえっ、、むりだよお、おにーさんの入んないっ、やだ、切れるっ」
「こら、暴れんな」
「だってぇ」
「無理にはしない」
「ぜ、絶対だからね!」
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