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「待ってぇ!むり、そんなの入んないぃ」
「こんだけ指入ってりゃ入るわ、たぶん」
後からたぶんって付け足すくらいなら入るって言わなくてもいいよぉ!先週はバイブを入れられ、今日はこっちだなと前に選ばなかったものを手に取るおにーさん。
俺のお尻をなんだと思ってるの!
文句を重ねようとするけど、おにーさんの指が俺の前立腺を捉えていて口から文句が出ることはなかった。中に入った指がバラバラに動いて、前立腺を掠め、抉って、摘むようにいたぶられる。気持ちよくてたまらない。
「あンっ、おにーさんっ、おちんちんも擦ってぇ」
「それはまだダメ。ここだけでいけるようになんねえかなあ」
「あアっ!んうッ、そんな、むりっ、だよおっ、ぁっ」
指が動くたびにどんどん下半身に血が集まっていくのが分かるし、おにーさんの言うようにいけそうな気もしなくはないんだけど、何かが足りない。
「あぁ、やだあっ!抜かないでぇ」
「すぐ入れるって」
「んあっ、いやあ、それ、やだっ!」
足を閉じて指を抜かせまいと頑張ってもそんなの大して意味はなくて、おにーさんの指がずるっと抜けていく。確かめるように入り口のあたりで指をぐるっとさせて、俺はさらに体を跳ねさせた。
そしてさっきまで指が入っていたそこに、ローションをつけてくれたらしいプラグを当てられる。いやいやと首を振ってもおにーさんは止まらない。
先端は細いけど、どんどん太くなって、そうだ、小ぶりなカブみたい。ってそんな呑気なことを考えてる場合じゃない!そんな小ぶりなカブみたいなものを俺の中に入れないでえっ。
「ゔ、やだあ」
「指4本咥えてたんだから大差ねえよ」
あるもん、おにーさんの指はあったかいしいろんな動きをして翻弄してくれるけどこれは入ったら終わりだもん。あれ、待って、これどうやって出すの?ちゃんと出せる?大丈夫?
「うあっ、太い、よおっ!」
「もうちょい」
「もおむっ、ひあぁッ!」
「ほら、入った」
「ひぁあ!さわっ、さわん、ないでえっ」
確認するように外に出ているであろうところをトントンを突かれると中まで揺れてやばい。
見ただけで分かってたけど、太いだけで長さはない。おにーさんが外から押さなきゃ前立腺にだって届かないくらい短い。ただ太いだけのそれ。
おにーさんの指のように俺のイイところを突いてくれることも抉ってくることもなく、ただ太いだけでこんなのじゃやだ。
「やだあっ、おにーさんっ、指がいいよお」
「だめ。ちょっと動かすぞ」
「あっ、やだぁ!いやっ、抜かなっ、いで」
「抜かねえよ」
「ひあぁッ!いやぁ、入れちゃやだあっ!」
ただ抜き差ししてるだけだけど、その形状的に辛い。
太い部分が抜けそうになったら、また俺の中に入ってくるのを繰り返される。
入り口を擦るようなその感覚はイイんだけど、触られることのない前立腺がすごくもどかしい。中に何か入ってるのに全然触れなくて物足りない。
「ああっ、いやぁっ、もっと、もっと奥っ」
「はっ、これ以上入んねえよ。入れてもいいけど自力で出せよ」
「ふえっ、無理っ、やだぁ!これやだっ!ああーっ、やあ、おにーさんっ、指がいいっ、あっ」
「バイブとどっちが好き?」
どっちも嫌いと息も絶え絶えに答えると、ニンマリ笑って俺のおちんちんの先端を抉った。
「痛ぁっ!うあっ、いやっ、指が、いいもんっ、あぁっ」
「そらどうも。でも気持ちよさそうだな、そんなイイ?」
「やァッ、う、ごかさ、ないでぇ」
「それは無理」
お尻にはエッチなおもちゃが出入りして、それが入り口を擦りまくって今までと違う気持ち良さがあるけど足りなくて足りなくておかしくなりそうなのに、おにーさんは容赦なく俺のものをいじめる。しかも尿道を塞ぐように抉っているもんだから気持ちよくても出せる気がしない。
「もっ、やあっ、どっちも、やだあっ、ひぅッ」
「上手に飲み込んでるのに?」
「やあっ、いや、だよおっ」
ずっぽりとおもちゃが埋まった俺のお尻、その入り口をおにーさんが触るとクチュリと音が聞こえてくる。
「ヒクヒクしてんな、気持ちいい?」
「いやぁ、もっと、もっと奥ぅ」
そんな入り口だけじゃやだ、もう少し奥のいいところを指より太いそれでゴリゴリされたら、多分すごく気持ちいい。なのにそれじゃ届かなくて、もどかしくて腰を揺らす俺におにーさんはクスッと笑う。
「あぁ、おにー、さぁん」
「なに?」
「もっとぉ、もっと、もっといじめて」
「残念、不合格」
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