不合格って、俺一体なにを試されてたんだろう。不合格だと、一体どうなるんだろう。 「今日はこのままいけよ」 「やあっ、足りなっ、もっと奥、してえっ！」 「これ、短いもんなあ」 トントンとおもちゃを突くおにーさんのせいで更にもどかしくなる。おにーさんはこのままいかせるつもりなようで、先端を弄っていた手でいつもなら被っている皮をもてあそぶ。 わざと音を立てるように俺のものを触るおにーさんは楽しそうに皮ごと上下に擦ってくる。俺がその気持ち良さに浸りたいのに、お尻のおもちゃまで出し入れされるもんだから頭の中はぐちゃぐちゃだ。 お尻の入り口を擦られるのがこんなにもイイなんて知らなかった。でもでも、足りないよおっ。 「ああっ、奥、奥に入れてぇっ」 「持ち手以外全部飲み込んでるって」 「ひあッ！あっ、こす、れるの、いいよおっ」 「気に入った？」 「やっ、いやあっ、奥も、奥までっ」 こんなんじゃ届かないし、こんなの入ってるのにこれ以上なんか入れるなんて無理だし、どうしたらいいのか分かんない。やだやだと泣く俺に、おにーさんはちゅっと軽いキスをして、俺のものもゆっくり擦ってくれる。宥めるようなその行動が気持ちよくて、もっとと自ら舌を絡める。 おにーさんは気を良くしたのか俺のものを擦ってどんどん追い詰めてくる。物理的に仕方ないけど、放置されたお尻のおもちゃのせいで、お尻の奥が物足りない気持ちがしたまま俺は精液を放った。 「はぁんっ、ふぅ、んンっ」 「いい顔」 「ふぅ、え？」 「奥、足りてる？」 「ひあっ！まっ、まって！今は動かしちゃあアッ！」 いって全身敏感になってるのにおにーさんは俺に埋まったプラグを持って出入りさせる。入り口を広げて出て行こうとして、抜けきる前にまた入ってくる。何度も何度も擦られてすごく感じる。ここを擦るだけでも気持ちいいなんて知らなかった。 「いやっ、足りなぁのッ、もっとぉ、奥うっ」 「届かねえって。誠、今度は俺の番」 「まっ、抜いてぇ、抜いてからあっ！」 「だめ、そのままやんの」 グリンと俺の中のおもちゃを回し、少し抜いてズボッと埋める。奥は苦しいはずなのに、こんなにも短いと全然足りなくて涙が出る。 物足りなさに泣きながら、おにーさんに引っ張られるように姿勢を起こしておにーさんの足の間に座らされる。少し出たおもちゃの持ち手が柔らかいベッドに押されて少し奥に進む。ストッパーのようになった持ち手だからそれ以上は無茶をしない限り入らないけど、さっきまでより奥に届く。これでもまだ突いて欲しいところまで届かないけど、俺の体は揺れるのを止められないらしい。 そんな俺を見たおにーさんはギュッときつく俺の性器を握った。 「いぅッ！痛ぁッ」 「オナニー見んのも悪くねえんだけどな、どうせそれじゃ足りないだろ」 「やあっ、離してぇ」 「ちゃんとする？」 「う、あっ、するぅ、するからあッ！だから離してぇ」 ただキツく握られるだけはやっぱり痛い。それにそこに集まりたい熱が下腹部に溜まって行く気がしてすごくむずむずする。俺の性器から手を離したおにーさんはお好きにどうぞと言うようにベッドに手をついて俺を見る。 おにーさんのものは硬く大きくなっていて、触れると当然熱い。おにーさんのものをフェラするのはものすごく苦しい。もう無理ってくらい咥えて見ても全然先があって、大きさ的に口に収まるものじゃない。 「ふっ、ぅ、んッ」 それでもフェラをしてる俺。 こうしてるとおにーさんが良く頭を撫でてくれて、それが好きでついしてしまう。下手くそな俺の愛撫に、おにーさんは良いところを教えてくれることはあっても下手だと責め立てられたことはない。 「んっ、、ぅン」 「誠、そこ吸って」 「ちゅ、、ちゅ」 「もうちょい吸って良いよ」 言われた通りにするとおにーさんはいい子って頭を撫でてくれる。嬉しくなってもっととおにーさんのものを頬張り、教えられたおにーさんのいいところを丁寧に愛撫する。咥えられないところはしっかりと手で擦って、おにーさんがちょっとでも気持ちいいようにしたい。 「上手くなったな」 「ふんと？」 「っ、そこで喋んなよ」 「ふうっ、ンっ」 「物足りない？腰、揺れててすっげぇエロい」 足りない、足りない。 あともう少しで前立腺に届きそうなのに届かないそれはもどかしさしかない。今はお尻だっておちんちんだって触られてもないのに、おにーさんに愛撫してるだけなのに萎える気が全くしない。 「フェラはいいから、跨れ」 「ちゅ、んっ、」 「こら」 言われたようにおにーさんの膝の上に跨ると、おにーさんはお尻に入ったままのおもちゃをくるくると回す。覚えたばかりのその感覚は間違いなく気持ちいいことで、おにーさんの硬くなったものに自分のものを合わせて一緒に擦る。おにーさんはここを手伝う気は無いようで、俺のお尻に埋まったおもちゃを回したり、抜き差ししたりして遊んでいる。 「ふぅッ、やっ、ァッ、う、ごかさ、ないでぇ」 「こら、ちゃんと手ぇ動かせ」 「ひあっ！ああーッ、抜けちゃァッ」 抜けそうなくらい出て行って、たま俺の中に戻ってきて、いいところに届きそうで届かないそのおもちゃ。気持ちいいのにもどかしくて、物足りなくて涙が出てくる。 「おにー、さぁん、もっとぉ、奥までっ」 「はっ、これ以上入んねえよ」 「いあぁッ！」 足りないもどかしさを埋めるように手を動かして自分と、そしておにーさんのものを擦る。おにーさんも出そうなのか息を詰めることがあって、その耐えるような表情にムラムラする。無意識におにーさんの唇を見ていて、ふっと笑ったおにーさんが顔を寄せてキスをしてくれる。気持ちいい、やばい、もお出る。 そう思った時には俺のものは精液をぴゅっと飛ばしていた。 「俺のももうちょいだから頑張れ」 「ふっ、うんんっ、んっ」 こくこく頷いて、両手でおにーさんのものを包んでしっかりと擦る。おにーさんが好きなカリ首もくりってして、休めることなく手を動かしていると手に温かいものがかかった。もちろんこれはおにーさんの精液。