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クチュ クチュ なんて音が遠くから聞こえる。 実際はかなり近く、というか俺の下半身から聞こえてるんだけどそんなのはどうだっていい。問題なのはそれはおにーさんが俺のものを舐めてるから聞こえてるってことだ。 おにーさんに飼われて丸3ヶ月経つけど、おにーさんはこれを俺にやらすことはあってもおにーさんがしたことはない。それに関して別に不満はない。 最初はなんで俺がフェラなんて、と思ったものの慣れればそんなに気にならない。でも逆は考えたことなかった。おにーさんは俺にエッチなことしてもそういうことはしないんだって思ってたし、別にフェラをされることがすごく好きってわけでもなかったからそれならそれで良かったのに。 「っ、あっ、やあっ、やっ」 なんで、なんで、なんでおにーさんにフェラされてるの。どうしよう、いろいろ追い付かないよおっ! この3ヶ月で散々俺のいいところを知り尽くしてるおにーさんは当然フェラでも俺のいいところを逃がさない。フェラされるのって別に初めてじゃないけど、今までと全然違う。エッチな音を立てて、俺が皮オナが好きだって知ってるからか唇で皮を擦るように動いてくれて、たまんない。 「やッ、吸わなアッ、あぁんッ、ンっ」 「ひぅっ、い、やあっ、歯は、痛いよおっ」 男の本能だと俺は思ってるけど、つい腰が動く。もっと奥にってつい。おにーさんにそんなことしちゃダメだって分かってても止まらなくて、そうしたら軽く歯を当てられる。そんなところを乳首と同じように噛まれたらやばすぎる。 「舐めろ」 「ふぅっ、ンっ、」 一瞬俺のものから口を離したおにーさんがそう言って俺の口に指を突っ込んでくる。耳のすぐ近くでクチュクチュ音がなって、聴覚からも興奮が煽られる。 もうやばいって思うのに、出ちゃうともなんとも言えなくておにーさんの肩を軽く押す。 「ふぅ、うっ、うンッ」 やばい、本当にやばい。 口の中をむちゃくちゃに動く指が苦しいのに気持ちいい。もちろんおちんちんもたまんない。口の中に性感帯ってあるのかなってくらい、俺はこうされるのに弱い。気持ちよくてたまんない。 「んンッ、ふぅッ、ンッ、んーッ!」 ダメだって思うのに、我慢がきかなくってあろうことかそのまま出してしまった。フェラでいったのなんて初めて。こんなに気持ちいいものなの……?放心状態で布団の上に伸びていた俺はおにーさんがどんな顔をしていたかなんて知らない。 気づいた時にはニンマリ笑った顔がすぐそばにあって、入っていた指が抜けていってキスされた。 「ゔっ、んんっ!!」 まずい!まずい!わざわざ今する!? 押し返そうとしてもおにーさんの覆い被さる力の方が強くて押し負けて、まっずいまっずいキスをした。 「まずいよおにーさん!」 「出すなら出すって言え」 「言えなくしてたくせに!」 「ああ?」 「ゔっ、だって」 気持ちよかったんだもん。 おにーさんはキスはしてきたけど俺の精液を返したりはしてこなかったから、どうしたんだろう?まさか飲んだりはしないよね?なんて思っていたらその答えはおにーさんの手にあった。そこに出てる。うわぁ、あんまり見たくない。自分が出したけど見たくない。 おにーさんはそのまま俺の足を開いてお尻の入り口をクチュクチュする。俺の精液を纏った指が入ってくる。何度も何度もこういうことをしてるからかいつもより滑りが悪くても受け入れられるらしい。それでもおにーさんはいつもより慎重に入れてくれているようだった。 「案外入るもんだな」 「ンっ、ぅ、ンッ」 ゆっくり指を埋めて、指を回して俺のいいところを掠めながら、広げていく。気持ちいい、もっとたくさんの指で押し潰すようにして欲しい。もっと奥まで突いて欲しい。もっと太いもので擦って欲しい。 「あンっ、おにーさん、もっとぉ」 「はいはい、分かってるって」 ニンマリ笑ったから嫌な予感がしたけど、おにーさんは意地悪をするでもなく入り口に指を添えてもう一本増やしてくれる。 増えた指は躊躇いなく俺のいいところを突いて、俺に快感を与える。気持ち良さに身を捩り、足りなくなってはおにーさんにねだった。

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