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60.
フェラされながら、お尻をクチュクチュいじられる。
出しとくかなんて言ったくせにいきそうになると少し手を弱められるから、いけそうでいけない。
「おにー、さあん、、せーえき、出したいっ」
ねだっても、俺のものを咥えたまままだだめと返事が返ってきてちゅっと先端を吸われて、おにーさんの口が離れた。
「はあッ、あっ、な、んでえ、出した、いよおっ」
「出させてやるから。そんで、どっちか決めた?」
「ふぅ、んっ、、め、んぼう」
「お前、ほんとバカだな」
「なに、が?」
「意地悪じゃなくて、ほんと純粋にブジーオススメだけど?」
おにーさんがそういうから、尿道ブジーを見る。いや、無理。太い、綿棒よりよっぽど太い。ノギス持ってきて測るまでもない。どう見ても綿棒より太いもん。いやいやと首を振ればおにーさんは笑っただけだった。
「まあいいよ、今度はこっちな」
結局どっちも使うの!?
俺のおちんちんをどれほどもてあそぶつもり。壊れても遊ばれるなんて可哀想過ぎるよ。
「やあっ、いやっ、今日、だけえっ」
「大丈夫だって」
全然大丈夫じゃない!と叫びたかったのに、再開されたフェラと増えた指に翻弄されて、喘ぐだけで精一杯だった。
「ふあっ!あっ、出ちゃッ、、あっ、やっ、もっと奥ぅ」
「ああっ、あっ、はあっ、いやあッ、」
「ッっ、ぃ、たあッ」
グチュって音と俺の声しか聞こえない。おにーさんは俺のものを限界まで大きくさせて、その上で散々に焦らしてくる。いきそうになったら前立腺を触るのをやめ、唇で擦るように動くのをやめ、それでもやばかったら俺のおちんちんの先端に軽く歯を立てる。ただでさえ俺のそこはものすごく敏感なのに歯なんて当たると痛いし怖いしで一瞬縮こまる。
そして、また最初からやり直しだ。
それを何度か繰り返して、やっと許された射精。当然のようにおにーさんの口の中にぶちまけるけど、おにーさんは怒らない。怒らないけど、お仕置きはする。
「ンんっ、ゃッ」
逃げようとする俺を抑えて、おにーさんが俺にキスをする。キスというよりも、俺が出した精液がまた俺の中に返すためにされてるんだけどこれは好きじゃない。それならおにーさんの口に出さなきゃいいだけの話なんだけど、それは気持ちよすぎて無理。何より引き抜こうとしてもさせてくれるかも怪しいし、それで顔射なんてしてしまったらどんな目に遭うか恐ろしくて仕方ない。
口の中に不味いものが広がって、おにーさんは俺が飲み込むのを待つ。わざわざ返品しなくてもそこら辺にポイしてくれたらいいのに、と何度思ったか知れない。
俺が不味さに萎えていると、おにーさんは何やらごそごそしてから俺のおちんちんを触った。自分の精液の不味さだったり、これからされることだったりでふんにゃりした可哀想なもの。おにーさんはそんな俺の性器を見ていい子だななんていう。
これから先を見たくなくて、目をそらして、枕を抱えて耐える。おにーさんは俺のおちんちんの皮を剥いて、尿道になにかを当てる。ついにか!と思うけど違った。
「ひッ、な、なに!?やっ、なんか、入ってくるぅっ」
「ひゃっ、やめ、入れな、いでえっ!なに、これ、なにっ」
「ただのゼリー、変なもんじゃねえよ」
おちんちんに潤滑用のゼリー入れるなんてそれ自体がだいぶ変だから!って言いたいのに、まだ入ってくるそれに違和感しかない。小さなシリンジのように見えるものを俺のおちんちんの先端に押し当てて、中に入っているらしいゼリーを押し出して俺の尿道に入れる。変な感覚に泣きそうになっていると、おにーさんはその手に綿棒を持ち替えて意地の悪い顔をした。
「い、やっ、おにー、さん、やめてっ」
「やめない」
「ッっ、あっ、ッぅ」
「こら、力抜け」
「ふっ、む、ぅッ、、いッ」
綿棒にもたっぷりゼリーを付けてくれてたけど、やっぱりそう簡単に入るわけない。引き裂くように綿棒の先端が埋まり、俺のおちんちんは綿棒を生やしてものすごく情けない姿だ。
「もぉ、抜いてえっ、むり、だよおっ」
「この先入れば大丈夫」
「む、りいっ、いっ、ッツ」
何が大丈夫なのか突っ込む間も無く、おにーさんは綿棒を持った手を奥に動かした。当然、綿棒も中に進む。ゼリーで濡れても綿の硬い感触が中を擦るし、なによりも痛い。
「あああーっ!いやっ、痛いぃっ」
「っ、こら、暴れんな」
「ああっ、いやっ、抜いっ、抜い、てえっ」
いやいやと首を振る俺の足の上に乗って体重を掛け、足の動きを封じられた。やめてと手を伸ばすと、パチンと手を叩かれた。
「いたっ」
「これは抜かない。やめることもしない。暴れるなら縛る。いい子の誠はどうする?」
俺の上に乗り、一見冷たく俺を見下ろすおにーさん。
だけど、おにーさんの目は期待に揺れる。俺がどんな返事をするのかを楽しんでいる。嫌だと言おうがやめてと言おうがやるし、暴れたら縛ってでもやると言われてゾクゾクした。
「ァっ、はあっ、ぁ、暴れ、なぃ」
「いい子」
「ッっ、はああっ、ぅっ」
綿が俺の中を擦りながら進む。中にもゼリーを入れられたせいかなんとか入るけど痛いのは痛い。息を吐いて、出来るだけ暴れないようにして痛みを流す。痛くて涙も出るけど、拭いてる余裕はなく、枕が涙を吸い取った。
呻きながらも痛みに耐えて、おにーさんがいい子と言って俺の頭を撫でたのでパチパチと瞬きをして下腹部に視線を移した。さっきは片側の先端以外すべて見えていたはずの綿棒は、今は反対側の先しか見えていない。俺の中に、残りは全部埋まってしまったらしい。
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