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くちゃくちゃとほとんど反応しないおちんちんをもてあそばれて、丁寧にお尻をほぐす。残念なことにお尻の気持ち良さも感じる。俺の血液たちはアルコールによりどこに集まればいいのかをすっかり忘れているようだった。 「あンっ、んぅっ、いやあっ、グリグリいやあっ」 「気持ちよくねえ?」 「ンんっ、イイぃ、けどおっ」 「お前の体、ほんとバカだな」 「ああっ、んっ、やめっ」 遠慮なく俺の中を掻き回す指に翻弄される。 快感がどんどん溜まっていくのが分かる。おにーさんはたまに面白がって俺の体を噛むけど、今の俺には痛くて気持ちいい行為でどんどん昂ぶるだけだ。 「いやああっ、な、で、、俺のおちんちん、おっきしないのぉ」 「男は結構飲むとダメになんだよ、感覚が鈍くなるっていうか。お前は感覚はいけてても伝達がうまくいかないタイプだな」 「んあっ!分析、いらなぁッ、あっ」 「俺は伝達は問題なくても感覚が鈍んだよ、だからいきづらい」 聞いてない!聞いてないから! そんな男の体のメカニズム、保健体育で習うの!? 俺の友達にはお酒の勢いでベッドインとかしたやつもいたのになんで俺はこぉなるの!! 「こればっかりは俺がどうこうした話じゃなくてお前の体質の話だから。ほんとバカな体拾った」 「ひあんっ!やっ、捨てたら、だめだよっ」 「分かってる」 「んぅっ、おにー、さんっ、ちゅー…」 「はいはい」 体を倒してねだったようにちゅってして、お尻に入った指は浅いところでくちゅくちゅと音を立てる。気持ちいいけど、今日の俺は射精出来ないから辛い。 ふにゃふにゃの性器だってやっぱり愛撫されるのは気持ちよくてふわふわする。おにーさんは俺が射精出来ないことも分かっていて、知ってて俺をいたぶる。 気持ちよくて気持ちよくて仕方ないのに、性器を触られていくことは出来ないし精液も出せない。いつか知った空イキなんていういき方しか出来なくて、溜まり続ける快感に涙が出てきた。 「ひっ、あっ、おにー、さあんッ、いかせてえっ、もおいかせてっ」 「指じゃ足んねえ?」 「んっ、ぅんっ、足りなあっ、おにーさんの、おちんちんじゃなきゃ、やだあっ」 「ほんと我慢できねえな」 「だっ、だってえ!もおちょーだいっ」 おにーさんのおちんちんはちゃんと勃ってる。触ったわけじゃないけど、太ももに当たるそれは硬い。手を伸ばして触ってみるとやっぱり硬くていつもと変わりない大きさになっていて、お尻がずくんと疼いた。 「いい顔してるな」 「ふ、え?おにーさぁん」 我慢できなくて、欲しくて欲しくて仕方ないって顔をしてると思う。きっと酷い顔だと思うのに、おにーさんは酷く楽しそうに顔を歪ませていい子って言うだけだった。 俺の中から指を抜いて、コンドームを付けてくれる。自分がゴムをつけてと言っていたのに、最近ではこのちょっとの時間が疎ましい気もしてる。 ぐいっと俺に腰を押し付けて、おにーさんのものが入ってくる。意地悪なくらいゆっくり入れられて、まだまだ奥に届かない。 「ああっ、もっとお、もっと、奥までっ」 「欲張り」 「ひああっ、んっ、あっ、はあっ、気持ち、いいよおっ」 「可哀想なくらいついて行ってねえな」 「ひゃん!んっ、もおッ」 奥まで進めてくれたものに感じるのに、うまくそれが伝達できないらしい俺の体。面白がったおにーさんがふにふにと柔らかい感触を確かめるように揉む。だけどすぐに飽きたらしく、おにーさんの手は俺の体を這うように上がった。 「気持ち良さそうなのは見りゃわかるけど、勃たねえってなんかちげえな」 「んぅ、あっ、ごめ、なさいっ」 「責めてねえよ」 「ふぅ、おにー、さあん」 「なんだ?」 「ぁっ、ちゃんと、いけ、そ?」 「ああ」 そう言って動き始めたおにーさん。 迷いなく前立腺を突いてくる動きは容赦がなくて、俺は何度も悲鳴をあげる。きっといつもならいけてた刺激なのに、それは俺の体に溜まるだけで吐き出すことがない。 「ひあんっ!あっ、ああっ、やあっ、まっ、もおっ、ああッ」 「いきそ?」 「んっ、んっ」 この感覚はやっぱり怖い。気持ち良すぎて怖い。 おにーさんは手伝うように俺にキスして、いいところを抉った。 「ひあぁあッ!いっ、ああっ、あっ、ああ」 ようやくハジけた快感に酔う。 この気持ち良さは慣れないし怖いけど、本当に気持ちいい。

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