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「いつだったか、おんなじことした時漏れるって泣いたことあっただろ」
「…………うん」
「そん時も多分潮吹くんだろうなって思ったけどマジ泣きだし」
「…………今日はやめてくれなかった」
「だから耐えろって言っただろ」
言われたけど。言われたけどさあ!
耐えろって、そんな無茶な。
「泣くのは良いけど、マジで泣くのはやめろ。好きじゃない」
「ならやめて!」
「それは無理」
暴君!
泣かす本人が泣くなって矛盾もいいところだよ。
むっと睨もうとしたのに、おにーさんが体勢を屈めて俺の目元の涙を舐めて来たからそんな気もなくして、ただそれを受け入れる。
ちゅ、ちゅ
って何度も涙を舐められて、そうしてるうちに涙は止まった。
「お前、ほんと可愛いな」
ボンッ!って俺の心臓が破裂する音が聞こえた。物理的破裂はしてないはずだけど、バックンバックンすごい速度で脈打ってる。
今は身体中の血液が熱くなって顔に集まってきて、むりっ!と顔を隠すべく服を手繰り寄せようとしたけど、おにーさんはニンマリ笑って阻止する。
「すっげぇイイわ。好きだよ誠」
ふあああっ!
ボンボンボン!って何個も爆弾が落ちてくる!
なにこれ!?今日の天気予報は甘ったるいおにーさん時々爆弾だったの!?
な、な、な!?
「っ、、、ッ、、」
言い返したくて口を開いても音にならなくて、もうむりっ!と手で顔を覆った。
楽しそうに笑うおにーさんの息遣いが聞こえて、それが耳元に来たかと思えば耳を舐められて、また可愛いが降ってきて、俺はパクパク口を開けたり閉じたりすることしか出来なかった。
待っても言えず、されるがままお尻をぐちぐちといじられて、慣れない姿勢でおにーさんのものを受け入れる。
今日のおにーさんはとにかく俺を辱めたいらしい。そうとしか考えられない。
「ンぅ、やあっ、見な、でっ」
「無理」
「あああっ!ひぅっ」
「上手に飲み込むところが見れねえのが残念」
「ひあっ!触っ、ちゃ、やっ」
おにーさんのものを一生懸命飲み込むそこ。おにーさんは手を伸ばしてそっと触るけど、たったそれだけのことに俺の体はピクンと跳ねる。
見下ろされることを好まないおにーさんのせい(おかげ?)
で、こうしておにーさんの上に跨った状態で受け入れてるなんて滅多にない。恥ずかしくてたまらないのにじっと見られて、どうしたらいいのかわかんなくておにーさんにぎゅっと抱きついて顔を隠した。
「ははっ、ほんと可愛いことすんな」
「うぅっ、もぉやめてぇ」
「嫌」
「ひっ!ああっ、深ぁ、っ、深、いよおっ」
おにーさんが俺の腰を支えながら好き勝手突き上げる。
もう恥ずかしいやら気持ちいいやら訳わかんないままどんどん追い詰められる。
「ふぅ、ああっ、いっ、ちゃあっ」
「早くね?」
「ァんっ、だっ、てっ、ぁっ」
だってだって!
それならいいところ突かないでっ、そんなグリグリされたら無理だもんっ。自ら腰を動かしていこうとする俺を止めることなく、おにーさんも動いてくれた。
「っ、いってもいいけど、俺がいくまでは付き合えよ」
「ぅ、んっ!だい、じょおぶっ」
揺すぶられて、深く抉られて、押し出されるようにいった。ただ、俺の体は想像を絶するバカだった。
俺が出したのは白くてどろっとした精液じゃなくて、透明でさらっとした液体だった。
「な、んでえっ」
「くくっ」
「ああっ、せーえきっ、せーえき、出させ、てえっ」
「すっげぇパンパン」
「ひぁああっ!あっ、揉ま、なあでっ」
片手を俺のおちんちんに移動させて、そっと撫でたかと思ったらパンパンに張り詰めた睾丸を揉まれる。張り詰めすぎたそこは少し、痛い。
「次は精液出せるといいな」
その後に多分出ないだろうけどなんて悪魔のセリフを付け足して、おにーさんは俺の腰を掴んで再び動き出した。
おにーさんがいって、俺もいった。だけど、俺のおちんちんはまた透明の液体を吐き出しただけで、残念なことに精液は出てこなかった。
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