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2-47.

穂高さんは自分が噛んだ痕をキツく吸って、その痕をどんどん色濃くしていく。 その痕は首や胸元だけじゃなく、お腹にも、太ももにも広がった。 「どろどろじゃん」 「ぅ、言わ、なぃで」 乳首は噛まれて吸われていたけど、その後は穂高さんがただ好き勝手噛んで吸って舐めてただけのに俺のものはとろとろと蜜を溢している。溢れたそれを掬うように撫でられるともどかしい快感が走った。 ぐりっと先端をえぐっては溢れてくる蜜に笑いながらも勃ってるななんて当たり前のことを言う。そりゃ勃つよ。 俺の体って素直だもん、すぐに勃つ。 そっと撫でるような手に安心しているとふっと笑い声が聞こえて、なに?と少しだけ頭を起こせば悪い顔した穂高さんがお仕置きと笑った。 「痛っ!ちょ、なに?痛いぃ、ちょ、もぉむりっ」 「これ以上はしねえよ」 「まって、なに?」 「なにってただのリボン」 「………おちんちんにそんなのつけて楽しい?」 「いや、別に?今はツルツルだし輪ゴムでもいいけど、皮絡んで痛いって言ってただろ」 そぉなんだけど、さ。輪ゴムだと皮巻き込むし、ついでに言えば下に生えているはずの毛も巻き込んでいろんな痛さがあった。だけど!と抗議をする前に穂高さんは出口を失った俺のものを面白そうに舐めて吸う。 全然焦らすことなく、俺の気持ちいいやり方をされるとたまんなくて、ついつい腰が動いてしまう。 そうすると俺のお尻の横をペチンと叩かれて俺は我慢を試みるけど、穂高さんの手がお尻に進み、昨夜の失態のせいでまだ柔らかいらしいそこにぐちゅりと指を進めたらもう我慢は出来なかった。 「っ、こら、押し付けんな」 「んぅっ、あっ、出し、たぁいっ」 「嫌」 そう言って空いてる片手で俺の足を広げ、穂高さんからはリボンで縛られた俺の性器も、穂高さんの指が入ったお尻の入り口だって丸見えだ。 そして、なにを思ったのかおちんちんにちゅってキスをして、それがどんどん裏筋を下っていく。 え、え、えっ!? 「え、ちょ、え???」 ちょ、ちょっと待って!? そのまま行くとお尻だよ!と思うのにぐちぐちと入った指を動かされて俺は戸惑った声しか出せなかった。 そうしてるうちに穂高さんの唇がお尻にやってきて俺は飛び跳ねる。 「ふひゃっ!やっ、ちょっ!むり!!!」 「無理は聞かない」 「あっ、やっ、ンっ」 唾液が足されたせいか、お尻からはぐちゃぐちゃとやらしい音が聞こえるし、穂高さんの舌のあったかさがそんなところに……。 指とは全然違うあったかさと、柔らかい感触。 「ふぁ、ぁっ、やだあっ」 なにこれ、こらなに。 無理、むりむりむりむり。 「ひぁっ!吸わっ、ぁっ、うっ」 ああ、むりむりむりむり。 恥ずかしい、恥ずかしい恥ずかしい。 「まっ、て、やだっ、むりっ」 「……ぐちゃぐちゃなのに?」 「あっ、唾液、がっ」 「こっちも」 そう言って舌がつうっとお尻からおちんちんの先端にかけてなぞっていって、俺はびくびく震えた。 むり、恥ずかしくてむり。 恥ずかしさに手で顔を覆ってみても体はどこも隠れない。 穂高さんは全然萎えない俺のものをちゅっちゅするし、お尻はローションが足されていってどんどんやらしい音が響くし、そうして見ないでいる間にどんどん指は増えていく。 そして同時に、 「ァッ、痛いぃ、おちんちん、痛いっ」 「ほんと、パンパンで可愛い」 「ああっ、吸っちゃやだあっ!」 指で体の中の良いところを抉りながら、敏感な先端を舐めては吸われて、出せない欲望がぐるぐると蠢いて、きつく吸われてハジけていく。 はふはふと必死に空気を吸い込む俺から指を抜き去って、開きっぱなしの足を抑えられる。 「まっ、待ってっ」 「動くな」 「ッ、ぅっ、あ、うっ」 今入れられるのは辛い。 逃げようと力の入らない体をよじると動くなと言われ、俺のお尻にぴとりと熱いものが当たる。待ってと、口だけは穂高さんを止めるけど体は抵抗をやめていたからずぶっと大きなものが俺の中に入ってきてしまった。

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