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2-92.

原付に跨って家に帰り、いつものようにただいまぁと玄関を開ける。 あの後、早く帰って来いとメッセージだけ来たから俺にしては早い20時前なんかに家に帰ってきた。 「あ、ほだっ、えっ」 俺が帰ってくるなりリビングから穂高さんが飛び出してきて、珍しい光景に驚いていると腕を引かれてまるで連れ去るみたいにリビングに連れて行かれ、穂高さんにしては乱暴にソファに投げつけられた。 滅多にない行動に意味もわからず穂高さんを見ると、見たことのない顔をしていて焦る。 「へっ、な、なに、何!?」 「脱げ」 「ふあっ!?」 「いいから脱げ」 脱げという癖に自ら俺が着てるパーカーを引っこ抜いて、ベルトがちゃがちゃ鳴らして穂高さんが俺から着てるものを奪っていく。ズボンと一緒にパンツまで引っこ抜かれて、残ってるのは長袖のシャツくらいだったのにそれを放ったままうつ伏せにひっくり返される。 後ろからそんな俺の腰を持ち上げるから、穂高さんの前には俺のお尻が晒されてるっ!! 「ちょ、まって!なにっ、」 なにしたいのって聞きたいのに、俺を引き寄せて俺の足の間に穂高さんが座り込んだから足は閉じれないしっ。 「ふひゃあッ!!ちょ、な、なにするのおっ」 「………はぁあ」 「もおっ、俺じゃないからっ!」 ぐにっっと俺のお尻を割り開いて、いつも穂高さんを受け入れるところをまじまじと見て、指でそっと撫でられる。 その行動でなんでこんなことされたのかは分かったけど。 「俺じゃないからっ!もぉ離してっ」 「心配した」 「わかっ、たからっ!離してえっ」 俺のお尻まじまじ見ながら話さないでっ! 近すぎて吐息がっっ。 入口が切れてないか優しくグニグニ触られてるしっ、むりいっ。 「も、はな、してえっ」 恥ずかしい、むり。 でも穂高さんにはずかしめられるのはどうにも嫌いじゃないらしい俺のバカすぎる体がむくむくしてくるっ。 「別に勃たせなくていいんだけど」 「わかってるよおっ!仕方ないじゃんっ!!」 「責任くらいは取ってやる」 「へっ?ひゃあ!ぁっ、ちょっ!」 ぴちゃ くちゅっ って、どこから聞こえるかも、どこにその濡れた感覚があるかも考えたくないっ。 そこを舐められるのは初めてではない、けどっ。 「やっ、おれっ、おふ、おふろっ」 「別に気にしねえけど」 「ぁっ、うっ、ンッ」 くちゅうっと音立てて吸われて、入口を舌で何度も撫でられる。何度もそこで受け入れてるから、そんな風にされると堪んない。 「嫌がる割に、腰揺れてんじゃん」 「っ!やっ、だっ、てえっ」 だってだって!仕方ないじゃんっ。 だってじゃねえよって言って、またそこに口付ける穂高さん。ぐちゅうぅなんてなんてエッチな音と一緒に、慣れた指や性器とはまた違う何かが俺の中に入ってくる。 「ぇ、ぁ、う、そっ」 「ぁっ、だめっ、やっ!いやあっ」 だめといやを繰り返して、頭を振っても穂高さんはやめてくれない。このだめといやが、ただ背徳感や恥ずかしさから出てるものだって、きっとバレてるからだと思う。 入口の浅いところを何度もくちゅくちゅされて、どんどん奥に欲しくなってくる。 「誠」 「ぁ、そこで、喋んないでぇ」 「指、入れていい?」 「んっ、いぃっ、いい、からっ」 いい子ってキスするなら口にして欲しいのに、穂高さんはぐちゃぐちゃになったお尻にちゅってする。そして、そこに当てられた指に力を入れて、ゆっくりと押し入れてきた。

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