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第13話

少し冷静になれたのか、彼をマジマジと見る。 少し細めで肌は白くでも手足は長くモデルのようなスタイルに 綺麗なブラウンの髪に綺麗なアーモンド形をした目、鼻も高い、唇は少し分厚めで綺麗なピンク色をしている。 正真正銘のアイドルみたいなキラキライケメンだ。 何とも羨ましい。 とジロジロ見過ぎたのか彼はまた変な顔をしている。 「見過ぎです」 「あっ、悪い。しかし七条さんはイケメンだね。」 何故が彼はガクンと頭を下げてしまう すこし耳が赤いような 「はぁ〜それ貴方が言います?」 顔を上げずに彼は意味不明な言葉を吐く どーいう意味だ?おっさんの俺にイケメンとか言われるのウザかったか.... 「んー?おっさんにそんな事言われてもキモいよな。すまんすまん。」 「はぁー!?あー。もう良いです。」 と彼は両膝に肘を突き両手で顔を支えるように項垂れる格好になる。 んー。若いモノは分からぬ。 恵は基本的に群れるのも苦手で人とのコミュニケーションは無いに等しい。

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