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第19話

やっぱりコーヒー美味しい... 虹崎さんはひと通りコーヒーを満喫したのか部屋の中を見回している キョロキョロし終わり 「モデルルームみたいだな」 「あー、この部屋だけですよ。」 実際はどの部屋も綺麗かもしれない。あまりモノにこだわりも無く必要最低しか持たないから.. 「そーなのか。俺の部屋はこの100倍汚い」 「まぁ、良いんじゃないんです?綺麗でも汚くても。それよりこれの責任取って下さいね。」 とりあえず今日出会って離れたくないとか、もっと一緒に居たいとかおかしいけど でもそう思ったんだ。 「ん?ああ!それは勿論。どーしたら良い?」 「この傷が治るまで此処で生活して家事とかして下さい」 あっ、フリーズしてる。 まぁ仕方ないよね。フフッと心の中で笑う 「此処で生活?」 「此処で一緒に生活するんです。」 拒否権は有りませんけどね。 しかも考えが顔に出てますよ 「コーヒーは普通のコーヒーです。何も入ってませんよ。」 「魔法使いでもありません。全部顔に出てます」 なんか久しぶりに面白い。 「あー分かるように説明して貰っても??」 「週末はハウスキーパーが来ますが平日は1人なので、この傷が治るまでは掃除やご飯作りなどをして下さい。責任取ってくれんですよね?」 スターウォー◯のBGM付きで追い込む... 「あ、、ああ、それで君の気が済むなら....」 よし!決まった!! まぁここで断れても強制的に頷かせるけどね。 口角が上がらないように気をつけないと。

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