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第25話
ソファに上で胡座の上にノートパソコンを置き、とりあえずいつも愛用のサイトで黒のギャルソンエプロンをポチる。
うん、最高!サイトの写真のお兄さんよりきっと似合うだろう。
明日の昼には届くようにっと!
その後は株のチェックなどをした後、頼まれ事が有ったのでそちらに集中する。
1度集中し出すと周りが気にならなくなる、というより全てシャットアウトされてしまう。
こーなっていつも付き合ってた奴らは怒ったりするから面倒なんだよね...
「お疲れさん、仕事か?」
遠くで声がした。いや、かなり近い所だけど
「あっ、すいません。あー、いえ、調べ物してただけです」
早速やってしまった。
とりあえず笑って誤魔化す
虹崎さんを見ればボーっとしてる?
「ん?大丈夫です?」
「なんでもない。大丈夫だから」
「そーですか、まだ夕食には時間あるので好きに過ごして下さい。テレビでも、昼寝でも、DVDとかもありますよ。」
「あーじゃDVD何が有るか見せてもらうわ」
「テレビデッキの中に有りますよ」
と促しまたPCへ意識を向ける
【Earth】を観始めたみたいだ。
このシリーズは映画館で観てDVDが出ると買うオススメシリーズの一つ。
カメラが好きならきっと好きなシリーズだよな!?と勝手に決めつけテレビからの音をBGMにPCに集中する。
「ご飯出来たから食べましょう」
あっ、良い匂い。PCから現実に意識が向かう
「ご飯!通りで良い匂いですね」
とPCをテーブルに置きダイニングテーブルへ
テーブルの上には味噌汁、ご飯、紅鮭、キャベツの和物、だし巻き卵
何とも最高な和食が並んでいた。
「和食、口に合うと良いけど」
「頂きます」
昼と同じように言ってから食べ始める
味噌汁玉ねぎの甘味が出てて美味しい
紅鮭は表面にみりん?旨味が有り中はフワッとしてある
美味しいと食べていると
カシャッといきなり音がして彼を見る
「あっ、悪い....いつもの癖で....」
彼は何を撮ったのか良く分からないがカメラを手に持っていた
「癖ですか....か??」
「撮りたいとと思ったら直ぐ撮っちゃうんだよ」
あーそう言えば昼の時も引っ張られてる状況で写真撮ってたなーと思い出す
「そーなんですか、まぁ一緒に過ごして頂ければ後は好きに過ごして構わないので」
彼が写真を撮っているのは好きだし、彼が切り取りたいと思う場面が俺の周りに有るのなら撮って欲しいと思った
「良かった...」
とホッとしたような顔をした後
改めて頂きますと良い食べ始めたの見て、自分も食べるのを開始する
このご飯がやけに美味しく感じたのは彼が作って一緒に食べてくれているからだろうか。
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