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第7話

夏が帰宅した時、春はリビングのソファで寝てしまっていた、ヤリ疲れっていうのは内緒。 春は昔から少し体を丸め両手を顔の前に寄せ寝る癖が有った。 何故なら昔は夏と同じベットで寝たけど大きくなり部屋が別々になり春は寂しさ紛らわす為に丸くなって寝るようになった 「春ただいま」 と寝ていると大好きな夏の声で春は目覚めたが狸寝入りをする。 撫でられ頬にキスを受け春はドキッとしたのをバレないかヒヤヒヤしてるのをやり過ごす。 (夏いい匂い、、、) 秋が「夏にぃズルイ!僕も」と頬へチュッと同じようにするけど、やはり秋には夏に感じるようなドキドキは無い。 春が夏に恋愛感情の好きを自覚したのは小学5年ぐらいだ。いやもっと前からかもしれないが、クラスで派手めなαが異性やΩなどの性の話をしているのを聞いた時だった。 そういう行為も、キスもドキドキするのもいい匂いと感じるのも触れたいと思うのも触れて欲しいと思うのも兄の夏だった。 兄弟という事で悩んだが春はこの想いを止められかった。 この頃から春は自覚し、手に入れる為動き出す為覚悟を決める (夏が誰かのモノになるのは許さない。)

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