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第45話 それぞれの道

朝、目醒めると康太は…榊原に話があると…切り出した 「伊織…話がある」 「何ですか?」 「オレ…一浪する…」 「え?……大学…行きませんか?」 「行ってたら…改革すら遅れる…」 「……なら、僕も一浪します」 「…伊織…」 「多分…全員一浪でしょうね まぁ人生は長いので…一浪なんて構いませんよ!」 康太は…嫌な顔をした 「…言った…オレが間違いだった…」 「大学は…会社に行くには肩書きとして…必要ですよ!」 「桜林じゃ…不足だろ?」 「それでも、ないよりましです…」 「………迷ってる段階だって…知ってて追い込んでるだろ?」 「はい。」 「お前の…そう言うところ…」 「……ところ?」 榊原は心配して康太を見た 嫌いだ…何て言われたらショックかも… 康太は…言うのを止めて…笑っていた 「ねぇ、康太、続きは?」 「聞きたいか?」 榊原は、ブンブン頷いた 「大好きだ♪って言おうとしたんだぜ!」 絶対に違う… と、榊原が疑心的な瞳を向けた 「オレを正すのは…榊原伊織…唯一人 オレの軌道修正は…伊織にしか出来ねぇ… 愛さなくてどうするよ?」 榊原は康太を抱き締めた 「大学…行きましょう…」 「…伊織…大学は…共学だから…面倒な…事が多い それに時間を費やしたくねぇんだよ!」 「コンパとか…サークルとか?」 「……つけ回されたり…」 自動車学校て…そうだった様に… 「だからな、飛鳥井に目処が立たねぇと… 大学生活も…始められねぇ…って思った 入学式には出る…でも、その後は…飛鳥井を優先する…」 「僕も…飛鳥井を優先します」 「まぁ、それも追々話し合いましょう」 「そうだな…でも大学が始まれば… 授業の選択や…講義で…悠長な事は…言ってられねぇぞ…」 「そうしたら、入学式には出といて…通信授業優先に…して単位を取るしかないでしょ!」 「伊織って……」 「僕って?」 「さてと、飯を食いに行くか!」 康太がベッドから抜けて…立ち上がる 「ねぇ!僕って…何なんですか?」 榊原は…そんな康太の手を掴み…引き寄せた 「ねぇ!言って…」 「時々…セコい…のな」 「え!僕の何処が…セコいの?」 「結構…強引でなし崩しが多い… オレを初めて抱いた時も…強引で…なし崩しに…飛鳥井まで来て…家族に認めさせた…」 あれは…強引だった… 抱いて…手放せなくて…抱き潰して… キスマーク着けまくりの康太を…連れて飛鳥井に来た… 今思えば…よくもまぁ…許してくれた…と思う 「交際3日で、しかも交際初日に…普通抱くか… んでもって、家まで来て…交際宣言…で認めさせて…押しまくるんだもんな…」 「焦っていたんですよ…君は人気もあるし… 君を手にしたのなら…僕は離す気はなかった だから…早目の布石を打ちたかった… 君と共に…生きていける…礎を築きたかった 君を手にしたのなら、共に生きて行く人生しか…要らない…だから…康太…」 榊原は康太に…息も着かない…接吻をした 「ぅん…ぁ…」 接吻の合間に…康太の口から喘ぎが漏れる 榊原の指が…康太の体を…這う… 「伊織…朝飯…」 「康太が…いけないんですよ…」 「あんで…オレが…」 「意地悪…言うから…」 「意地悪言ったか?」 「僕は…君を離したくない…」 「ぁん…伊織…ゃあ…」 榊原の指が…康太のお尻を撫で…割れ目に潜り込む… 「君を愛して…手にしたら…どんな手を使っても…離れなくて良い…手段を考えた 君を手放したくなんか…ないんですから… セコくても…遣るしかないじゃないですか… 本当は…君を怖がらせないように…キスから始めて行きたかった… でも君が…僕の手で艶めくのを見たら…止まらなくなりました…」 「あぁっ…ぃや…伊織…伊織…そこは嫌…」 榊原の指が…康太の弱い部分を…責めて掻き回す… 康太の腰は…動いていた 榊原の指を飲み込み…快感に震えていた この体を…仕込んだのは…榊原だ 「君がいけないんですよ…」 「伊織…欲しい…お前のが…んっ…」 「なら下のお口で…食べなさい…」 榊原はローションを自分の肉棒に垂らすと… 康太を上に乗せた 自ら…お尻を開き…飲み込んで行く… 康太の姿を…榊原は見ていた そして、興奮する… 健気に食べる姿に…愛を感じる 榊原を愛してるからこそ…の、行為なのだ 一生懸命に…榊原を食べて… 榊原を感じさせようとする姿に…愛を感じない訳がなかった 「康太…」 スーッと康太の腰からお尻を撫でる… 「ひゃっ…ダメだってば…伊織…」 すると…康太の中が…滅茶苦茶…締まった… 「君の中…搦まり過ぎでしょ?」 「あっ…ぁん…知らな……」 榊原の首に腕を回し…抱き着くと…腰を揺する… 「ねっ…突いて…奥を…掻いて…」 康太の好きにさせて様子を見てると…物足りなさに…康太がねだった 榊原も、限界だった… 康太の腰を掴むと…上下に動かし…下から貫いた 「イイっ…あぁん…」 康太が仰け反る… その首筋を…榊原は吸い上げた 大学は…こんなの着けて…行けないか… 康太が…他の奴に…手を出されない…可能性もない 況してや強引に…康太を押し倒し…やりかねない… 女なら…妊娠するかも… そしたら…許せるのか… 榊原は…嫉妬に火が着き…康太を欲望の赴くまま…抱いた 行為が終わると…榊原は康太の足首を掴んで広げた 「ギャァ!…」 康太が騒ぐ… 「切れましたか…シーツに血が着いてます…」 「伊織…精液がしみて痛てぇ…」 「洗ってあげます」 「伊織」 「はい。」 「途中から…嫉妬してたろ?」 榊原は…ばつの悪い顔をした 「君はモテますからね…強引に押し倒されて…妊娠でもしたら……なんて考えて…」 「伊織…」 「バカな考えだって言うんでしょ…」 「違う。オレはお前しか勃起しねぇ…」 「でも…中を掻けば…勃起するでしょ?」 と、言うと康太は…傷付いた瞳をした 「するけど……そんな想いをして…やるのは、一度で沢山だ…」と、康太が言うと… 榊原は…はっ…と言う顔になった 「康太…すみません…」 「妬くな…お前しか…要らねぇんだからよぉ」 「でも…心配なんです…」 「可愛いな…お前は。 んとに…時々…可愛くて仕方がなくなる」 「僕が…可愛い…ですか?」 「おう!抱き締めて…撫でてやりたくなる」 康太が時々…抱き締めて撫でているのは… そんな気分なんだと…知らされた 「僕が甘えるのは…君にだけですからね…」 「そんな時のお前は可愛い…」 「康太…」 榊原は康太を抱き締めた… 「お尻…痛いでしょ…洗って薬を塗ってあげます」 「伊織、今日は会社に行く! 会社に行って…その後…隼人と笙を連れて… 駅前開発プロジェクトの1つ タワーマンションの一室に行く」 「解りました。僕も着いて行きます」 康太は…笑って榊原の前髪を掴んだ そして、その髪に…接吻した 「…………っ!」 こう言う事を…サラっとやるのが、飛鳥井康太なのだ… 榊原は理性を総動員して…康太を浴室に連れて行き… 支度をする… 榊原は想う… 多分…何処の修行僧より…修行を積まされてる…日々を送ってるかも…と。 康太は…無意識にやる 日々の中に…何処に…地雷があるか解らない 地雷を踏めば… 何処でも…関係なく…欲望は…火がつく 目を離したくないのに… そんな時は……見てられない 然り気無い…行動が危ないと…本人の自覚はない 康太は…榊原に支度してもらいリビングに座ってると 一生がやって来た 「旦那…お疲れか?」 来るなり…一生は康太に問いかけた 「朝から…オレは、伊織に意地悪をしたらしい…」 「どんな事……で?」 康太は…さっきの…事を一生に話した 一生は頭を抱えた 「小悪魔…ですやん」 やってる事は…男の性欲に火を着けまくりですやん……と、一生は目眩を覚えた 「一生…違う」 「え?何が?」 「小悪魔…違う」 「え?違うんか?」 康太は…頷いた 「小悪魔…ニョロリ…だ。」 「小悪魔ニョロリ?何ですねん…それ?」 「小悪魔程…育ってないからって…伊織が…」 一生は……あぁそう言う事…と 目眩を堪えた… 「康太…俺はお前の夫婦生活の…事なんざ… どうでも良い…!」と思わず…言い捨てた 結局はノロケなんだから… すると康太は…一生の唇を摘まんだ 「一生、大学の入学式も迫ってるぜ」 「ん…それなんだけど…俺行かねぇわ」 「あんでだよ?」 「今、学校に通ってる暇はねぇ…」 「一生、入学式に出るってよ伊織は。」 「康太…?」 「入学式には!な。」 「その後は?」 「伊織の得意な…なし崩し…なんとかなるだろ…的な。」 「それって…その時バッタリ…無計画…言うんと違うかよ!」 「とも言うな…。でも伊織のなし崩しは、すげえからよぉ。」 康太は笑った 「それ……笑えねぇぜ!」 「そうか?でもな、オレは飛鳥井を優先にして…入学式には出る…後は…都合だ…」 「そうか。そう言う手もあるのか…」 康太は一生の膝に向かい合わせに乗り…抱き着いた 「一生…オレは…まだ改革の途中だ…手を抜けねぇ…。」 「解ってるよ!俺もそろそろ本格的に…馬を作る… まぁ作るのは…慎一だろ? お前が馬術を叩き込み…馬の調教を仕込んでるのは…慎一だもんな…」 「慎一には天性の馬術の才がある…。 馬を育てるのは慎一だ そして一生には、それを管理する管理能力がある 緑川慎吾は…両方兼ね備えていたが…お前等は…個々に持って受け継いだ… 二人で…1つの…才能だ そして一生、お前の才能で…北斗を育てろ… アイツは双方の…才能を秘めて…動物の心を知る…才がある… お前の手で…緑川ファームの…跡継ぎを育てろ!」 「解ってるよ…康太…」 「一生…共に在ろうな…」 康太は一生に口付けた… そして…唇を噛み切った… 流れる血を…康太は飲み… 康太も唇を噛み切った 康太の血が…一生の唇口腔に流れる… 「今、お前に…オレの血を…分け与えた…」 「康太?」 「四悪童の…血の誓いじゃねぇよ… お前の魂との契りだ…飲み込め…オレの血を…」 一生は康太の血を…飲み込んだ… 「迷うな…一生!」 「あぁ!迷わねぇよ!」 「オレと共に行け!」 「命の在る限り…共に行く!」 康太は一生の唇をペロペロ舐めた 血は…いつの間にか…止まっていた 「一生、このまま立ち上がって…オレを飯に連れて行け! 良いだろ?伊織?」 康太が榊原に声を掛ける 榊原は静かに…二人の様子を見ていたのだ… 「良いですよ…一生、頼みますよ」 「ドサッと座らせねぇ様に気を付けるしかねぇな…痛てぇんだろ?」 「血が出た…らしいからな」 「そりゃあ…また…コメントに困る事を…」 一生はスタスタ康太を抱き上げキッチンに連れて行く そっと、椅子に座らせると…榊原が康太の前に…沢庵を置いた 和食な康太の為に…京香は沢庵を欠かさない そして、味噌汁を作る 榊原はそれをお椀に付けて…康太の前に置く 康太の降りてくる時間は大体午前6時30分 それに合わせて家族も…キッチンへとやって来る 聡一郎や隼人も慎一も…キッチンにやって来た 寝惚けた康太に瑛太はキスして、食卓に着く 「瑛兄、今日は会社に行く! 受付嬢を設置しねぇとな…今日、呼んであんだよ!」 「そうですか。でも無理しなくて良いですよ… 康太の…部屋は…まだ…現場保存のままですから…」 「別に構わねぇよ… 部屋を見たからって…恐怖が甦る訳でもねぇしな…」 瑛太の心配を他所に…康太は淡々と言った 瑛太はもう……何も言わなかった キッチンを出て…自室に戻ろうとすると… 聡一郎に呼び止められた 康太は応接間のドアを開き…聡一郎を部屋に入れた 「あんだよ?聡一郎。 礼なら要らねぇぜ! お前はオレのもんだ…オレは自分のモノの為なら…動くんだからよぉ! 違うのか?聡一郎」 先を越されたら…何も言えなくなる 康太の優しさであり… 想いだった 「僕は一生が作って…康太に魂を入れられた 僕は康太のモノだよ!」 「素直になったじゃねぇかよ? 素直になった聡一郎は可愛いな… 悠太がメロメロだろ?」 「………悠太は…やっぱ康太にメロメロだからな。 どうなんだろ? まぁ良いよ、僕も康太にメロメロだからね!」 康太は苦笑した そして、聡一郎の頭を…引き寄せ抱き締めた 「人は…許して生きてくんだ… それしか…乗り越える事は出来ねぇかんな!」 聡一郎は頷いた 「許した時…心も体も……軽くなったよ? 一生とホテルに入ったんだけどさ…二人とも…性欲なくてさ…何もせずに出て来た… 帰ったら康太が……入院してて… 何も言えなかったから…」 「朝霧は……別れを言ったろ?」 「ええ…別れを言いに…来てくれました」 「朝霧は黄泉の苦行の旅に出る… その前に…父親として…お前に逢わせてやりたかった…」 「逢わせて貰ったよ… 憎しみも…哀しみも…総て… あの人が持って…黄泉に渡ったからさ… 今は…統べてない… 康太に言っとかなきゃってね…」 「大丈夫だ、聡一郎! お前にはサクサク働いてもらうかんな!」 康太が笑うと…聡一郎は拗ねた 「やっぱり…そう来ますか?」 「聡一郎…拗ねるな… んな可愛い顔するのに…一生は役に立たなかったのかよ?」 「そうです…アイツ…性欲ないんですかね…」 「嫌…伊織程じゃねぇけどな…結構…出まくるぞ?」 「……なら、僕が育ち過ぎたのですかね?」 「違げぇよ!今のお前には…必要ねぇんだよ…」 「組み立てる…必要はないですからね…」 「おめぇは自分の足で立ってる…だからだろ?」 「僕はもう昔の可哀想な聡一郎じゃありません! 飛鳥井康太の懐刀でいたい 僕は康太の最終兵器でいたいんです! 崩れる前に…自分で立てますからね!」 康太は聡一郎を抱き締めた 「お前は…目の前の壁を乗り越えて…強くなったな… 前よりも強くなって…お前は成長すんだな…」 「康太…」 「今の…お前になら…話してやれるかな…」 「何をですか?」 「お前の母親の…両親が…お前を引き取りたいと… 四宮興産に…言ってきてるらしい…って事を。」 「今更ですか?」 「そう。今更…らしいぜ! 四宮は今、若旦那が管理して動かしてる 今後の話も、そろそろ…着けねぇとな…」 「………ならば、母の両親は…四宮狙いでしょ? 僕に利用価値がなくて…引き取る程…愛なんてないですよ…」 「聡一郎…」 「打算も…見返りもなく…僕を支え愛してくれたのは…緑川一生…唯一人 そして…そんな僕を…生かしてるのは…飛鳥井康太…唯一人 康太も一生も…打算も見返りもなく…僕を愛してくれる… 僕は康太には与えてもらうばかりで…何一つ…返せてない… でも、母の祖父達は…そんな純粋に… 僕を欲しい訳ではないでしょ…」 「聡一郎…この話も…お前は乗り越えるしかねぇんだ… 自分の手で…ケリを着けるしかねぇんだ…」 「着けますよ…自分の手で! 何一つ…してくれぬ人になど…逢いたくもない! 僕は康太がいて…一生がいて…隼人と慎一がいて、力哉や飛鳥井の家族や…榊原の家族がいてくれる…他は望みません… 此処は暖かい…無償の愛を…僕にくれる…」 「お前はオレの一部…だなんな」 「それだけじゃないでしょ? 皆…思いやる想いを…忘れてないからでしょ… 僕は…この家で暮らす様になって…身に染みます…」 「聡一郎…立ち止まるんじゃねぇぞ!」 「はい。立ち止まってる暇なんて…飛鳥井にはないでしょ? 僕は…四宮が潰れたって構わないが…飛鳥井は命に変えても…守ると決めてるんだよ?」 「オレもな、命に変えても…飛鳥井を… お前達を…守るって決めてんだよ!」 聡一郎は……康太…と言い、抱き着いて…泣いた 「聡一郎…お前は大学どうするよ?」 「……はっきり言って…行ってる暇ないと思う… 行かなくても授業料かかるなら…様子見てからにしようかな…って」 「…皆…考えることは…同じか…」 「でしょ?大学は共学ですよ? 付きまとわれたら…支障も出るでしょ…」 「大変だなお前達はイケメンで…」 「何言ってるんですか! 君が一番危ないでしょ!押し倒されて…妊娠したらどうするんですか?」 「お前も伊織と同じ事を…」 「想いますよ…今は女が狩りをする時代ですからね… しかも大学には…君に求婚しまくっていた…小暮先輩や仁科先輩も他にも沢山…いますよ?」 「そこなんだよな…先輩風吹かして…言うことを聞かされたら…犯されるよな… 監禁されて…好き勝手に…されそうな勢いだったもんな…あの人たち…」 「僕は…完璧に通信で大学は出ます!」 「なら、オレもそうしよかな…」 「ダメなら…海外に留学して……スキップしまくり…ます!」 「……伊織…聞いててどう思った?」 康太は榊原に声を掛けた… 「え?伊織…いたのですか?」 静か過ぎて…気付かない時がある程… この男は…寡黙に気配を消す 「………聞いたら…君を…大学には行かせられないじゃないですか?」 「オレは行かねぇ…伊織、お前は行けよ!」 「君が行かないのに…嫌です! 僕も通信教育で良いです!」 「今夜でも…話するしかねぇな… 神楽四季にも…話を通さねぇとな…」 「今夜、話し合いましょう… 聡一郎、会社に行きますよ。 今日は隼人も連れて行くのですか?」 「最近、構ってねぇからな… 隼人は大学は…行かねぇって…その分働いて 飛鳥井にビルを建てるって言ってるかんな… 好きにさせてやるつもりだ! 隼人の生きる世界は…学業って肩書きはあれば越したことはないがな…なくても生きて行ける…」 「………康太…」 「皆…それぞれの道を…歩き出すんだ…伊織 同じ道なんて…行けねぇんだよ! 仲良くずっと…なんて無理だ… 道は別れる…でも、その道を…繋げたいなら…道は繋がる…共に行ける…道へと続く… オレは…違う道へ行っても…良いと思う 隼人の道を…行けば良い…オレ等は…それを見守ってやる事は…出来るかんな…」 榊原は瞳を閉じた

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