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最強小悪魔彼氏。 5

「あぁ、あっ……んぐっ…ンッ……」 先輩の声が一番甲高くなるその場所を重点的に攻めれば、勃ちあがった先輩のモノの先からはダラダラと透明な先走りが垂れ落ち続けた。 そして俺の腕を掴むその手にも力が入り、爪を立てられる感触が伝わってくる。 「あぁぁっ…あ、…た……あぁぁっ、もう…んっ、あぁ」 ゴクリと生唾を飲み込みながら、もっとグチャグチャと音がするくらいかき回せば先輩がまた身を捩じらせた。 「あぁぁっ、あっ、イヤ…ッく……ぁ」 「嫌なんですか? 先輩の中、俺の指を咥えたまま離さないんですが」 「く、そ…お、た…あぁっ、んぁ……」 涙を浮かべた先輩の目が俺を睨みながらも欲に濡れて、口から漏れる喘ぎ混じりに今度は快楽を追いはじめて強請ってくる。 「も……ぁっ、イ、イきた……あっ、あぅ……」 そんな先輩はさっき以上に色気が増している。 でも俺がその反り勃ったモノになかなか触れようとしないからか、自分の手をそこに持っていこうとするのでその手首を掴んだ。 そしてそのまま頭の上へと押し付けるようにすると、一瞬眉を寄せてかぶりを振った。 目が潤んでてやばい。 「な、なんで……」 「触ってイったら中でイけなくなるじゃないですか」 そう言いながら一層指の動きを速めて前立腺を刺激すると内股に力を入れてビクビクと腰を揺らし、同時に秘孔もうねるように俺の指を締め付けてきた。 「そ、んな…あっ、あぁっ……はぅ…ん……」 先輩と初めてセックスをしたとき、先輩はドライでイったんだ。 でも、あれから何度もこんな行為をしているけど先輩がドライでイくことは未だない。 俺も色々と勉強している。けど、この間本を片手に先輩の後孔を弄ろうとしたら蹴っ飛ばされてしまった。 それならばその本にあるテクニックを頭の中に叩き込み、毎日シュミレーションして今に至る。 先輩にとっても衝撃的な感覚だったらしいが、俺も忘れられない。 今日こそは! という意気込みで臨んでいるけど、こんな先輩の気持ちよさそうな顔を見てるともう我慢も限界だ。 「おぅた……あっ、あぅ…イっ…きそ…んっ」 先輩のシャツは先輩の先走りが染み込んでシミを作っていて、肌が透けて見えていた。

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