6 / 37
1-5
「や…やだ…ッ、やめ…いや…あーーーーーっ」
ローションで濡らした指を数度挿入した後、十分に解しもなく加瀬のペニスが愁の腸壁を擦り上げた。
「あ…あ…あぁッ」
「うっわ、ヌルヌル。締め付けもサイコーだなぁ?声も、色っぽくてもっと掘ってほしいって、言ってみろよ。オラ」
仰向けにベッドに押し倒される格好で愁は犯されていた。
加瀬は愁のペニスを雑に掴むと、上下に扱いた。
「これじゃ足りないって?」
加瀬は、手首から何かを取り外すと、愁のペニスに巻き付けた。
「あ…ッ、痛…!」
見れば、鋲の突き出した革製の紅いブレスレットが、ペニスを締め付けていた。
「や…外し…ッ」
「いいだろ、コレ。よく似合ってるよ」
言って、加瀬は腰を突き上げる。
加瀬のペニスに付けられたピアスが、腸壁を刺激するのが分かった。
「ピアスが当たるだろ?ちょうど、イイところにほら、よだれ垂らして、もう、イキそう?」
「あ…いや…ぁあ…!」
「イカセテクダサイしてみろよ」
張り詰めた愁のペニスを紅いベルトが締め上げる。加瀬はベルトの穴をさらに引き上げ、愁は声にならぬ悲鳴を上げた。
「…あー、締まる。ほんとマゾだな、チンコも、ケツマンもグショグショにして」
愁の胎内ですでに最高潮に達しているはずの加瀬は、余裕を浮かべて愁を見下ろしていた。
「シテクダサイ、っておねだりしろよ。キオンにするみたいに」
「イヤ…!たすけ…キオ…!」
千切れそうに痛みを感じるのに、快楽が身体の奥底から駆け上がる。
頭上に一纏めにされた手が、その指を掴んで首筋に降りていく。
「ヘェ…マジイってるよお前ら」
誰かの声がした。
首を絞めるように掴まれ、愁は何時ものように仰け反った。
責め立てられるようにピストンされ、愁は視界が白くなった。きつく締め上げられたペニスも、首も、苦しさよりも快楽が満たしていく。
ともだちにシェアしよう!