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幸せな日常

僕が帰ってきたら、兄弟全員で集まって会議をする。 文章部門の夜彦、イラスト部門の真昼、写真部門のようちゃんは僕をモデルにして作品を深めていく。 将来、みんなで力を合わせて1つの本を作るのが夢なんだって。 アイデアを出す時は夜彦の部屋、まとめたい時は真昼の部屋で開催される。 でも、結局は飽きて、モノマネ選手権になっちゃう。 今日のお題は『猫』。 「ニャ、オーン……ヌッ!」 粘りが強い猫の夜彦。 「にゃあん、にゃ♪」 かわいい猫の真昼。 「んにゃあ、ごろごろにゃあ♪」 甘えたがりの猫のようちゃん。 見事な猫のモノマネに圧倒された僕は恥ずかしくなる。 「にゃ……にゃあ?」 下手なモノマネなのにかわいいと言われて3人に抱きつかれる。 3人に甘やかされるのが日常なんだ。 夜はある人が添い寝してくれる。 「楽しかった?」 「楽しかったよ」 僕の答えに安心したように微笑み、軽く唇にキスをするようちゃん。 指が長い手で短髪をわしゃわしゃと撫で、優しく瞳で最初は見つめているだけ……なんだけど。 「アアアアッ……ハッ、ハッ」 湧き上がる欲情を鬼頭から白い液として吐き出し、荒い息を整えようと躍起になる僕。 「今日もいっぱい出たね」 覆い被さっていたようちゃんはズリュッという独特な音を立てて、僕の中からアナコンダを取り出した。 「俺をこんな風にさせるのはΩのフェロモン? それとも、ゆーたんの色気?」 タオルを握っただけでみるみる濡れていくタオルで僕の身体を拭くようちゃん。 「色気なんか、ないにゃん♪」 調子に乗ってそう言ってみたけど、恥ずかしくなって顔を伏せる僕。 「なにそれ、めっちゃかわいいじゃん!」 てことで、もう1回やる!と乳首を舐め始めたようちゃんにまた僕は嬌声を上げる。 僕はなんて幸せなんだろう。

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