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第57話 HappyBirthday IORI 2024
11月11日はボッキー&プリッの日と世間では有名だか、この日は榊原伊織の誕生日だった
今まではリボンした妻をプレゼントに貰い、熱い夜を迎えたが…………
近年は我が子も大きくなり、其処まで熱々でラブラブとは行かなくなっていた
華族が誕生日を祝ってくれているのに、二人きりになりたい
とは言えないのもある
この日も我が子がせっせと誕生日の準備をしていた
祖父母や神野達まで呼んて大盛り上がりとなるてあろう最近の飛鳥井だから………
今年もそうかな?と想っていた
2024年 11月11日は何時もと違っていた
仕事を終えて我が家に帰宅すると、客間に皆が来ていた
烈はこの日 一生と慎一、兄達に手伝って貰い誕生日の準備をしていた
烈はまずは兄達と北斗達とちっこいのを集めて、ある程度話をした後に一生と慎一を呼んだ
烈は一生に「ねぇカズ、4メートル近くのリボン欲しいのよ!」と話す
一生は「リボン?何に使うのよ?」と問い掛けた
翔が「母さんに巻き付けて、父さんにプレゼントするのが毎年恒例なのですよね?」と問い掛けた
「え?毎年恒例?毎年やってたっけ?」
ここ最近は子供中心の生活になって来て、其処までの新婚生活してたっけ?と今更ながらに想う
流生は「ここ最近は……二人でラブラブする時間も少ないものね………だからこそなのよ!」と謂う
一生は「聡一郎と隼人を、呼ぶから待ってろ!」と言うとラインで聡一郎と隼人を呼び寄せた
聡一郎は「何ですか?」と問い掛け入って来た
一生は子供達の想いを聡一郎に伝えた
聡一郎は「リボン、なら僕が用意します!」と言ってくれた
烈は「ボクはね、あきましゃ、直くん、きょーちゃん、相賀に………此れはしたくはなかったんどけど……蒼佑と獅童に全面協力して貰いホテルのスィートをプレゼントするわ!
この費用はにーに達や北斗達も少しずつカンパしてくれたのよ!
レイたんや凛、椋もお小遣いから少しずつ出し合ってくれたからね
宴会で洞を膨らませ送り出してやるのよ!」と謂う
流生は「やっぱ僕の弟は誰よりも優しくて、親思いなんだよね!」と抱き締めた
烈は嬉しそうに笑っていた
そして兄達は「レイも凛も椋もおやつ買いたいの我慢してカンパしてくれたんだもの!
最高の誕生日にするわよ!」と謂う
聡一郎は「ならリボン買いに付き合ってくれる子は?」と問い掛けた
レイや北斗が手を上げた
聡一郎は「ならレイと北斗は買い出しだね!」と謂う
太陽は「レイの手、傷だらけだから、これ以上は痛々しくて見てられないから、聡ちゃんお願いね!」と頼む
聡一郎はレイのバンドエイドだらけの指を見て
「どうしたの?」と問い掛けた
大空が「飾り付けもやってたんだけど、レイはハサミ使うの不器用でね………」と謂う
烈は「ねぇカズ、レイたんぎっちょなのかしら?」と尋ねた
音弥が「レイは楽しげに紙を切るの好きだけど、皮膚が弱いから夢中で切ってると擦りむけちゃうのよ!」と教えた
レイは「れい、ぎゃんびゃっちぇる!」とニコニコして謂う
聡一郎は「レイはリボンを選ぶの手伝うんだよ!」と謂うとレイは「ちれーにゃの、ちゅき!」と言った
そんな訳で役割分担して、密かに進めた誕生日
烈は阿賀屋と鷹司に「スィート予約したいのよ!カンパしてよ!その代わり宴会に呼ぶから!」と交換条件を出した
鷹司は「なら儂は安曇の家の柱時計を貰い受けたい!それならスィート何泊でも支払ってやるさ!」と交換条件を出した
「あぁ、安曇総太郎の父親が明治天皇から下賜された柱時計ね!
あの時計の後ろに明治天皇の印が施されてるのよ
スィートじゃ、安過ぎるのよ!」と一蹴
鷹司は「え〜柱時計駄目か?……青磁の壺は価値付かんじゃねぇか!」とボヤく
安曇の霞ヶ浦にある屋敷の中は、骨董品の宝庫だった
烈は「どの道、安曇の屋敷の骨董品は闇を祓い、浄化せねばならないのばかりじゃない!
その前に大怨霊を無間地獄に落とさなきゃ………だからね
鷹司への支払いを考えれば………大赤字よボクは!
やはりセコい事考えて獅童から徴収しようなんて甘かったかしら?」と現実を見据えて謂う
鷹司は「まぁ大怨霊ならば、我等が仕事じゃから、気にするな!
兄者には少しの骨董品で納得するだろうさ!」と笑い飛ばした
「博物館に展示して欲しかったのよ
三木敦夫が愛した妻の着物とか、安曇総太郎が明治天皇から下賜された柱時計とか………
素晴らしい品は人の目に触れてこそ価値が出て来るのよ!
だから鷹司で管理してくれるのなら、好きにして良いわよ!
骨董品は浄化して保管して、価値のあるモノだけ弾いて後は処分するからね!」
「まぁその選別も任せとけって!
で、如何ほどカンパすればよいのだ?」
「スィート一泊借りる料金!」
阿賀屋が「よし!乗った!2年はお前の奢りだからな!」と笑う
「まぁね、ボクのお金で支払えない事はないのよ
それだと誕生日のプレゼント感が薄い感じがしてね、皆の協力の元、プレゼントする的な感じにしたかったのよ!
にーに達やレイたん達ちっこいのもお小遣いの中からカンパしてくれてるわ!
この後、ばぁたんとじぃたんの所へ行くのよ!」
「カンパの費用はお前が決めろよ!
俺と獅童は言い値支払ってやるさ!
で、どのホテルのどの部屋にするんだ?」
「ホテル・ニューグランドのグランドスィート ダブルを狙ってるわ!
マッカーサーズスィートは25万超えだから、中間狙ってみるわ!」
鷹司が「15万位か?」と問い掛けた
「そうね!」
阿賀屋が「うし!なら俺と獅童が5万ずつ出して、後はちまちま出せばええやんか!」と謂う
「獅童と真央たんは2万5千円ずつで構わないかわよ!
神野達から一万円ずつ徴収する予定だから!
神野達で4万でしょ、カズ、そーちゃん、隼人、ばぁたん、じぃたん、神威、そして兄弟全員で端数を!
ねっ!凄いでしょ!皆で祝う父しゃんの生誕祭なのよ!」
鷹司は「うし!3枚やるな!お釣りはお前のカニパン代だ!」と笑って3万円出して渡す
阿賀屋も「なら俺も!ほら、3枚な!お釣りはお前のウィダインゼリー代だ!」と笑って3万円を渡す
烈はニコッと笑って「ポッキー&プリッの日は飛鳥井へ来てね!」と言い、甘味処の支払いをして、二人と別れて帰宅する
烈は阿賀屋と別れてから、あら??現金持たないのに、何故に3万出て来たのかしら?と不思議に思いラインをした
「真央たんどうして現金持ってたのよ?」
『あ~その金な、お前に合うと言って出て来ようとしたら、何時も何時も小さい子に奢らせてはなりませんよ!と渡して来た金なんだよ!』と内情を話す
「ありがとうね真央たん!」
『御礼は最高のパフォーマンスを見せてくれ!
楽しみにしてるからな!Xmasイベント!』
「頑張るわ!」
とラインを終わらせ、カンパの旅に出る
皆 喜んで榊原の誕生日のカンパをしてくれた
真矢と清四郎は全額出しても良いと言うが、それを納得させてカンパして貰った
真矢はアカデミーを逃し、最高に燃えて女優人生賭けているだけあって、燃えまくっていた
だから逢う時間が前より少なりなり、それを補う為ならば全額出しても構わないと謂う
「それだと意味ないのよ!皆で祝わなきゃ駄目だからね!」と烈や兄達が言う
真矢は烈の謂う金額を清四郎と共にカンパした
烈は墨を刷り筆を取ると、カンパしてくれた者の名前をのし袋を包む紙に、目録として名を連ねて書いて乾かした
そして遼太郎にホテル・ニューグランドのスィートルームを一泊予約を入れてくれる様に頼んだ
たまたまその日は空いていて、一泊ならば、と謂う事で予約は取れた
そして迎える11月11日
榊原伊織の生まれた日だった
愛が生まれた日だった
飛鳥井の客間には榊原を祝う為に、皆が駆け付けて来てくれていた!
仕事を終えて客間へ連れて来られた榊原は
【父さん 誕生日 おめでとう 】
の横断幕と煌びやかな、Xmasにはまだ早いぞ!
と思わせる飾り付けに笑顔になった
皆で乾杯する
たが榊原に渡されたコップは………烏龍茶だった
「え?お茶ですか?僕は……」
と祝われる側が烏龍茶なのは………哀しかった
が、烈が一生を肘で合図すると一生は
「お前はこの後、運転して貰いてぇから烏龍茶なんだよ!」と謂う
烈は「まずはお腹を満たすのよ!」と言い父にお寿司の桶を渡した
「父しゃん!」
「はい!」
「戦の前の腹拵えよ!」
「…………??解りました!
さぁ康太、食べますよ!」
そう言い、康太と榊原は寿司桶を渡され食べ始めた
「ハラ七分目よ!
満腹だと台無しになるからね!」
と細かい指示を受ける
康太は「伊織、お前が生まれてくれた日に乾杯!」と烏龍茶を飲んでいた
一通り 寿司桶を平らげると烈は榊原の前に立ち
「父しゃん 誕生日おめでとう!
此れは皆からです!
皆が、父しゃんの誕生日を祝って最高の誕生日にする為に頑張ってくれました!」と言い目録と紙袋を渡した
榊原はそれを受け取り「これは何ですか?」と尋ねた
「ホテル・ニューグランドのスィートの宿泊券よ!皆が協力してくれプレゼントしてくれたのよ
カンパしてくれた人は名前書いてあるから、後で御礼言っといてね!
それと紙袋の方はホテルの部屋の中でしか見たら駄目よ!」と言う
聡一郎が「はい!伊織、北斗とレイとで選びました!」と言い渡した
レイは綺麗なリボンで髪を結って貰っていた
北斗が「レイはこのピンクが気に入って皆で結んでるんです!」と少し困り顔で謂う
レイはニコッと笑って「ちれーよ!」と謂う
椋と凛も髪を結って貰っていた
が、明らかに凛は迷惑そうだ
榊原は聡一郎から紙袋を貰い「ありがとう、皆!
そして我が子達もありがとう!
聡一郎、レイ、北斗!
レイ、凛、椋、そのリボン似合ってますよ!
北斗も似合ってます!」と謂う
北斗は「レイが一緒!と謂うから………」と照れくさそうに言う
榊原は「忘れられない誕生日になりました!」と謂う
烈は「早く行くのよ!時間は待ってはくれないわ!スィート満喫する前に朝になっちゃうわ!」と謂う
榊原は「では、スィートを満喫して来ます!」と言い客間を康太を連れて出て行った
烈は「Good Luck!」と言い薄いジュースを掲げた
神威は「新婚じゃな!熱くて堪らぬわ!」とボヤいた
阿賀屋は「お前、結婚すれば良いやんか!」と謂う
「儂は惚れたおなごは一人おればよい!
心底惚れ抜いたおなごじゃからな、余所見はせぬのじゃよ!」と言う
鷹司は「伊織と康太に乾杯!」と言い神野達と仲良く飲み始めた
真矢は「伊織は幸せね……」と言う
烈は祖母に抱き着き「ばぁたんの誕生日も祝うわよ!」と言う
清四郎は「我等は烈に家をプレゼントして貰ったからな、他は何も要らないよ!」と言う
「何を言うのよ!じぃたん!
毎年、皆で祝うのよ!
ラブラブしたいなら、また皆にカンパして貰うからスィートに泊まる?」
真矢は「ならまた温泉に行きたいわ!」と言う
「それは誕生日関係なく、皆で時間を作って行くのよ!【R&R】のメンバーも来るからね
滞在中に温泉に行くのよ!
それは会費取るけどね!」
烈が言うと阿賀屋は「宗右衛門はケチだからな!」と言う
鷹司も「だな、何時の世も宗右衛門はケチであるからな!」と言う
烈は「失礼にゃー!」と言う
レイが「やっちゅける?」と聞く
「そうね、明日の朝はレイたん頑張って起こすのよ!」
「れい ぎゃんびゃる!」
レイの言葉に皆が笑う
思案せな雰囲気に包まれ、本人不在の宴会は続く
その頃 榊原は嬉しそうに車の運転をしていた
康太は宿泊券が包まれた目録に目を通していた
其処にはカンパしてくれた皆の名前が書かれていた
飛鳥井の家族、榊原の両親 神野達、神威、阿賀屋、鷹司、翔達、北斗、和希と和真、永遠、ちっこいののお小遣いからも出ていて、康太は胸が熱くなった
康太は「皆がお金を出してプレゼントしてくれた………」と話す
「嬉しいです!
でも凛は井筒屋の羊羹我慢したんですかね?」
お小遣いで良く買ってるのを見かける
小分けにして3日掛けて食べるのだ
そんな羊羹だが、皆に食べると聞き、分けたりしてるから、本当に仲良く過ごしてこの生活を楽しんでくれていて、榊原は安堵していた
そのお小遣いを少しずつ、貯めてカンパしてくれたのだ
翔 流生 音弥 太陽 大空 烈 発案者は多分烈だろう
そして皆が協力してくれ、プレゼントされたのだ
康太は笑って「レイはリボン似合っていたけど、凛は嫌々だろうな!」と笑った
「でもレイとか椋は皆お揃いが良いお年頃ですからね!似合ってましたねリボン!
この袋の中はリボンなんですかね?」
そう言われ康太は聡一郎に渡された紙袋を開けて見た
「うっ!黒のレースのリボンだぜ!!
レイはピンクのリボンやったやんか!」とボヤいた
榊原は「聡一郎、良いチョイスです!」と言う
康太は袋の中のカードを見て
「『伊織 誕生日おめでとうございます
このリボンはレイプロデュースです!
こーたんはこれよ!と舌噛みそうな早口言葉並みに言ってオススメしてました!』だってさ!伊織!」と笑って謂う
榊原は「レイ………恐るべし子です!」と言う
「まぁオレも黒いレースのリボンでセクシーな感じになれって!事だな!」
…………セクシー??なるかは………解らんけど!
「烈がくれた紙袋には何が入ってました?」と問い掛けた
康太は袋を開けて「シーツとローション……んとによぉ、なんてこうも準備万端なんだよ!」とボヤいた
「宗右衛門は遥か昔から、準備万端、石橋を叩き割ってでも、準備万端にしないとならない性分なんですから、仕方ありませんよ…」
さぁ犯して来やがれ!と送りたされたのだ
顔が赤くなる想いだった
ホテルに到着すると榊原はフロントへ向かい宿泊券と身分証明証を提示した
チェック・インをして部屋に案内される
ドアを開けて貰い、部屋の中へ入る
ドアを閉め二人きりになると、榊原は寝室へ直行した
「さぁ康太、僕にリボンの君を見せて下さい!」
「風呂は?」
「そんな時間は勿体ないです!
そして僕の我慢も限界です!」
榊原のズボンを押し上げる主張する硬い中身を想像すると………
康太はゴクッと唾を飲み込んだ
服を抜き捨てると、サクサク下着まで脱ぎ捨て
康太は黒のレースのリボンを手にした
榊原はそのリボンを手にすると、康太の体に巻き付けた
そして大きく蝶々結びをすると
「最高のプレゼントです!」と喜んだ
康太は「どーよ?セクシーかよ?」と問い掛ける
セクシーかは置いておいて…………
「僕の君です!
愛してます!奥さん」と言い口吻けた
軽い接吻が深い口吻けに変わる
口腔内を互いの舌が縺れ合い……嚥下しきれなかった唾液が溢れて流れた
プクッと立ち上がった乳首が、レースに擦れて………痛いのか気持ちいいのか?
レースを素肌に………は、初めてで………
そのザラザラ感が………感じ過ぎて痛かった
蒸気した肌に黒いレースのリボンは………
厭らしく………妖しく………榊原の欲情を掻き立てた
「レイは良い線突いて来ますね!」と榊原は言い乳首に吸い付いた
レロレロと舌で転がし弄ぶ
性器はビンビンに勃ち痛い程に脈打ち………鈴口からはカウパーを漏らしていた
「ぁ……あぁ………伊織……おくっ………」
榊原の体に性器を押し付け擦ろうとするのを、微妙に避けて
「奥って?何処ですか?」と尋ねた
自分も限界まで性器が聳え立ち……血管を浮き上がらせていた
内股になりつつ康太は、榊原の手を掴むと、肛門の方へ手を導く
蠢く穴は熟れて………カウパーで濡れていた
指を差し込むと、美味しそうに指を咀嚼し始めた
クネクネ指を回すと、康太は榊原の性器に手を伸ばした
「焦らすな…………」
「ならば烈のくれた袋の中に入っていたローション使いましょうか?
そしてシーツ、変えなくても良いんですか?」
精液でドロドロになってしまう、康太はそんな所も気にしてしまうから…………烈の配慮だった
康太が立ち上がると榊原は手早くシーツを変えて、康太を寝かせ足を抱えさせた
そしてヒクヒクと痙攣しているお尻の穴にローションを流し込んだ
冷たい感触に康太は身を震わせた
榊原はヌルっとした滑りを利用して挿入した
何時もより敏感になり………身体が熱くなる………
「……ぁぁ………これ………普通のローションか?
熱い…………ゃ………中に虫がいるみたいに勝手に蠢く………」と言い康太はギューッとお尻の穴に力を入れた
中に挿入している榊原は、そのキツさに想わずイキそうになる
「烈からのプレゼントですから……普通のローションだと想っていたんですがね………
そうじゃないみたいですね!」
皮下吸収された榊原の肉棒もギンギンになり、ドックンドックン脈打つ
二人は夢中になり互いを貪りあった
引かない熱に魘される様に互いを求め………
朝方になる頃には精も根も尽き果て………
お風呂へ入った
康太の体を綺麗に洗い、榊原も体を洗って貰い、二人して湯船に浸かり、康太は笑った
「何か………久々に凄かったな………」
訳が解らない程求めて互いを貪り合った
若い頃なら毎日だったが、今は生活が重く伸し掛かり、そんな日々はたまにしか無かった
だが互いに愛し、互いだけを求めて一つに繋がる日々は愛に満ち溢れ………満たされていた
が、たまには理性を吹き飛ばし、互いを求め合うセックスも良いものだと想った
榊原は「烈は人の世でも媚薬を研究してるんですかね?」と呟いた
「何か研究所の奴等と仲良く作ってるのが性に合ってるのか?やってるよな?」
「烈の事だから最高級の媚薬の成分なんでしょうね………」
「違法なのは使ってねぇのに……彼処までお前をギンギンにさせるなんてな……」
何時もより太くて硬くて、血管が浮き出て、良い所を擦りまくりで………精液が出なくなってもイッてしまっていた
「我が子や北斗達やちっこいのまでも協力して、そればかりか晟雅達や蒼佑や鷹司まで借り出したんですからね………皆の想いが嬉しかったです
羊羹我慢した凛には羊羹を、貯金が趣味な椋にはお小遣いを、烈命なレイには特別に烈に似たぬいぐるみをプレゼントします!
北斗は本、和希は読みたかった漫画、和真は少し背伸びしたブルゾン、永遠には五条先生のポスターを!そして我が子にはXmasのプレゼントを奮発します!
そして宴会好きなカンパしてくれた方々の為に、大土鍋で鍋を作り、美味しいお酒を買い込んで来ますかね!」
カンパのお礼を口にする
康太は榊原に抱き着いて「烈は春先にカニパンミュージアムのお金だな!」と言う
榊原は「カニパンは久遠が提示した高カロリーなおやつなんですがね
一日一個、糖質をあまり摂らない烈の為に与えた打開策なんですかね………
何時の間にか、烈 = カニパンになってますからね」とボヤいた
康太も「だな……子供の時は煎餅や沢庵とか何かと塩分過多だったが、烈はあまり食に執着がねぇから、抜いたりするから一日一個の高カロリーなカニパンをおやつ兼糖質の為に許可してたんだよな
でねぇとブドウ糖不足でフラフラになるかんな!」と欲のない子を想う
榊原は「此処は一泊16万円はするスィートルームですよ!部屋からの夜景を見つつ、この部屋を満喫しましょう!」と言う
「一晩で16万超えなんて烈、頑張ったんだな……」
「皆で最高の誕生日をプレゼントしたくて、サプライズしてくれたんですね!」
二人はスィートルームを満喫しつつ、過ごした
榊原伊織の生まれた日が最高の日であります様に…………
それこそが家族や仲間や皆の想いだった
榊原の携帯に『誕生日おめでとう父さん!』と子供達一人一人からお祝いのラインが入っていた
『最高の日であれ!
宗右衛門!』
と、宗右衛門からも祝のラインが届けられていた
阿賀屋や鷹司、神野達や神威まで祝のラインが届いていた
榊原は「最高の日は我が子に貰いました!僕達は本当に幸せ者ですね!」と言い妻を抱き締めた
愛を深め
絆を強く結ぶ
決して離れない様に
日々の愛を結ぶ
愛が静かに二人の上に降り注がれる
「愛が生まれた日」
二人は愛を確かめ合った
榊原伊織 Happy Birthday
最高の愛が二人に注がれます様に………
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